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日本酒人気上昇中のオーストラリアで売れている、知られざる高級酒とは

マイナビニュース / 2024年10月26日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

和食とともに世界中で人気拡大中の日本酒。その輸出額は10年前の約4倍にも伸長しており、オーストラリアは近年、輸出先の上位10カ国の常連となっている。

そんな中、オーストラリア国内で2022年より開催されている豪州最大規模の日本酒と日本文化のイベントが「Australian Sake Festival」。2024年9月28日(土)・29日(日)には通算3回目となる同イベントがシドニーで開催され(前回はメルボルン)、2日間で約8,000人が来場した。現地での潜入レポートをお届け。

○日本各地のお酒500種以上が試飲できる大規模イベント

シドニー中心部で開催された「Australian Sake Festival」には、日本からの酒蔵やオーストラリアの酒販売業者など100以上のブースが出店し、日本各地の日本酒や梅酒、リキュールなど500種類以上のお酒の試飲ができた。

寿司・鉄板焼といった和食や、ハンバーガーなどのフードのブースも種類豊富に出展。去年の来場者数6,500人、出展数62社から大きく数を増やして拡大中の注目イベントだ。

メインステージでは和太鼓やダンス、日本や海外のさまざまな楽器で奏でる音楽ライブ、白生地にアボリジニアートを施したオリジナル着物と日本の着物が融合した「WABORI KIMONO」ショー、「花人間」という全身に花をまとったアーティストたちのショーなどさまざまなパフォーマンスが開催され会場を盛り上げた。

「酒サムライ」(日本酒の素晴らしさを世界に伝える伝道師)に叙任された酒ソムリエのシモーヌ・メイナードさんによる酒セミナーや、新潟酒セミナーなども実施された。

○西麻布の日本酒酒場「EUREKA!」のペアリングが大人気

会場で特に好評だったのが、日本酒とおつまみが5種ずつセットになった日本酒ペアリング。日本酒酒場「EUREKA!」(東京・西麻布)オーナーで「酒サムライ」でもある千葉麻里絵さんたちのブースで販売されたものだ。

卵の真っ黒いウフマヨネーズには濃厚な旨味の「HAGINISHIKI 生酛 純米酒」(萩錦酒造/静岡)、塩麹サーモン刺身には酸味や旨味のバランスがいい「仙禽クラシック雄町」(せんきん/栃木)。パッションフルーツを器にしたツナとアボカドのタルタルに合わせたのは、「東鶴 山田錦 THE ORIGIN 純米」(東鶴酒造/佐賀)。

そして千葉麻里絵さんといえばハムカツ&にごり酒の組み合わせ! ブルーチーズとハムの濃厚な旨味を、シルキーでまろやかな「白川郷 純米にごり できたて生」(三輪酒造/岐阜)が包み込む。クミンの風味が効いた白菜には「加茂金秀 特別純米酒」(金光酒造/広島)。

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