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高校受験にかかった平均費用「約86万円」 - 中学受験は?

マイナビニュース / 2024年10月25日 11時3分

画像提供:マイナビニュース

家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する400F(フォーハンドレッド・エフ)は、「オカネコ 中学受験・高校受験の意向調査」の結果を2024年10月22日に発表した。調査は、2024年9月17日〜23日の期間、全国の「オカネコ」ユーザー605人を対象にインターネットにて実施したもの。

受験にかかった費用の総額(塾代・受験料等、入学金を除く)を尋ねたところ、中学・高校受験ともに「50万円」(中学:21.0%、高校:36.1%)が最も多く、次いで、「50万円以上100万円未満」(中学:17.0%、高校:24.8%)、「100万円以上150万円未満」(中学:14.0%、高校:8.3%)と続いた。また、中学受験では「400万円以上」が9.0%いることが明らかに。

平均額は、中学受験約148万円、高校受験約86万円で差額は約62万円。約1.7倍の差となり、中学受験の費用負担が高校受験に比べ、より高くなっていることがわかった。

受験費用の捻出方法を尋ねると、中学受験を経験した保護者は、トップの「貯金」(67.1%)に次いで、「家計費の見直し・節約」(40.0%)、「学資保険」(21.4%)と続いた。一方、高校受験を経験した保護者で最も多かったのは「貯金」(72.6%)で、次いで、「学資保険」(31.5%)、「家計費の見直し・節約」(25.3%)との結果に。

また、NISAなどの資産運用で中学受験費用を準備した保護者は17.1%、高校受験費用を準備した保護者は6.2%となり、約3倍の差分があることが明らかになった。

受験における想定外の出費の有無に対し、「ない」(77.3%)が「ある」(22.7%)を上回った。「ある」と回答した保護者からは、「季節講習(塾の夏期講習・冬期講習などの特別な会費。それぞれ5万以上かかって驚いた)」「併願の私立高校入学金(滑り止めの私立の試験が先なので必ず受けなければならない)、合宿費(追い込み泊まり込み学習費)」などのコメントが寄せられている。

子どもの最終学歴をどこまで望むか尋ねたところ、中学受験を経験した保護者は「国公立大学・文系」(17.6%)、高校受験を経験者した保護者は「私立大学・文系」(18.7%)が最も多い結果だった。

望んでいる最終学歴の差分に着目すると、中学受験を経験した保護者の回答のうち8.4%が「海外大学院・理系、文系」への進学を望んでおり、高校受験を経験した保護者の回答の0.6%を大きく上回った。

子どもの中学校入学以降の教育費用の見積もりを尋ねたところ、中学受験を経験した保護者は見積もり「1,000万円以上」(17.0%)、高校受験を経験した保護者は見積もり「50万円以上100万円未満」(11.9%)が最多に。平均額は、中学受験を経験した保護者が約550万円、高校受験を経験した保護者が約365万円となり、差額は約185万円であることが判明した。

一方、「わからない」(中学受験:20.0%、高校受験:26.7%)との回答を合算で見ると、約4人に1人の保護者が費用の見通しがついていない・ついていなかったことが明らかとなり、教育費用の予測をすることが難しい状況が浮き彫りになったという。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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