1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

LGテレビに搭載されて10周年! webOSの今とこれから - LG韓国本社探訪記

マイナビニュース / 2024年10月24日 12時5分

画像提供:マイナビニュース

LG電子(以下、LGエレクトロニクス)は、同社が展開するディスプレイ向けプラットフォーム「webOS」の年次イベント「webOS Summit 2024」を、2024年9月末に韓国で開催しました。LGエレクトロニクスがwebOSを買収し、2014年に同社版のwebOS 1.0をリリースしてから今年(2024年)で10周年を迎えます。webOSの今後の展望、そしてスピーカー新製品の注目モデルを、LG韓国本社で聞きました。

取材協力:LGエレクトロニクス
スマートテレビ・モニターの市場が拡大。成長事業のwebOS

webOSに関する最新情報や今後の展望が語られる「webOS Summit 2024」は韓国・仁川(インチョン)で開催されました。LGのテレビやスマートディスプレイを通じてコンシューマーに提供されているwebOSプラットフォーム事業は、家電メーカーからスマート・ライフ・ソリューション企業への転換を図っている同社にとって、成長を見込んでいる注力事業の1つです。

インターネットに接続できるテレビ・ディスプレイの市場は年々伸びており、LGは2027年には現状の1.5倍の規模へ拡大すると予想する調査会社のデータを紹介。webOSはこれまでの10年間で2億2,000万以上のスマートテレビにインストールされており、2021年にはLG以外のテレビメーカーへの搭載も果たしました。

現在は車載システムやサイネージ、プロジェクターなど、webOSエコシステムを拡大し180カ国以上へ提供、エンターテインメントやフィットネス、教育、ゲームなど4,000以上の対応アプリが登場しています。

ユーザー体験を向上、AIを組み込んだ「AI webOS」へ

最新のwebOSはAIを組み込んだ「AI webOS」に進化し、対応チップを搭載したデバイスでは、AIによってさらに製品を便利に利用できるようになっています。LGが提唱するAffectionate Intelligence(愛あるインテリジェンス)の名前の通り、ユーザーがより便利にwebOSを使える手助けをする機能が追加されています。

例えば個人アカウントの視聴傾向と連動した(ユーザー好みの)コンテンツを提案したり、ディスプレイ輝度を部屋の照明の明るさに応じて調整したり、ユーザーの視聴位置や部屋のレイアウトに応じて最適なサウンドに調整したりできるほか、画質についてもユーザーの好みをAIが診断して設定を提案します。過去の音声検索履歴を学習しておすすめの検索キーワードを提案する「AIコンシェルジュ」も用意されています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください