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幸福度が最も高いのは60代、最も低い年代は?

マイナビニュース / 2024年10月24日 12時3分

画像提供:マイナビニュース

タメニーは、幸福感について調査研究した結果を10月23日に発表。同調査は、2024年9月18日~21日、2024年10月11日~12日の期間で全国20~69歳の男女4,812人を対象にインターネットで実施した。

「家族との関係値」「パートナー(配偶者・恋人)との関係値」「金銭面」「仕事(働き方)」「住環境」「健康状態」の6項目について、どのくらい幸福感を抱いているかを聞いた。

全体平均は50点中25.07点で、昨年の25.18点に比べるとわずかに低い結果に。幸福度が最も高かったのは、昨年と同じく「家族との関係値」(31.69点)となった。一方、最も低かったのは「金銭面」(20.22点)となり、昨年(19.79点)より0.43点高くなったが、金銭面で満足感を得られていない人が少なくない。

男女別に見ると、男性は25.51点、女性は24.57点で、男性の方が0.94点高くなっている。男女で差が大きかったのは「仕事(働き方)」で、男性は22.47点、女性は20.79点となった。なお、男性より女性の満足度が高いのは、「家族との関係値」のみとなっている。

エリア別では、北陸で男女差が大きく、男性26.11点、女性21.97点と4.14点の差があった。一方、男女差が少なかったのは東北で、男性23.49点、女性23.38点とわずか0.11点の差に。

年代別に幸福度を見ると、60代(27.54点)の幸福度が最も高く、次いで20代(24.84点)、50代(24.79点)、30代(24.32点)、40代(24.05点)となった。同社によると、昨年より幸福度が高かったのは60代・50代で、若い世代や子育て世代は、先行きにやや不安を感じている人が増加傾向にあるとした。

また20代は、「家族との関係値」(31.76点)、「金銭面」(20.56点)、「仕事(働き方)」(22.05点)、「健康状態」(25.35点)が60代に次いで高く、30~50代よりも幸福感を抱いている項目が多かった。

未婚者と既婚者で幸福度を比較すると、全体平均は既婚者が28.35点、未婚者が21.15点で、既婚者が7.20点上回った。昨年も既婚者の幸福度の方が高い結果となっている。

未婚者はパートナーがいない人も含まれるため、「パートナー(配偶者・恋人)との関係値」は既婚者の方が特に高くなっているが、その他の項目でも既婚者の方が高い結果に。「家族との関係値」「仕事(働き方)」「金銭面」は未婚者より6点以上高く、結婚によって満足度が高まる面が増えると推測できるとのこと。

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