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編集部がkintoneで業務アプリを作ってみた 第4回 サクッとアプリを改修! 「テーブル」と「通知」を使う

マイナビニュース / 2024年10月29日 13時30分

画像提供:マイナビニュース

本連載では、『プログラミング言語恐怖症』の筆者が、サイボウズが提供するノーコード開発ツール「kintone(キントーン)」を使って気ままに業務アプリを作り、それを紹介している。

これまでに、広報担当者の情報を一元的に管理できる「プロフィール帳」や、思いついた取材ネタを記録する「取材ネタ帳」、報道用の素材を編集部内で共有できるアプリを作ってきた。

作成したアプリをブラッシュアップしたい!

プログラミング言語を見ると鳥肌が立ってしまう筆者だが、kintoneは“ノーコード”かつ“ドラッグ&ドロップ”で直感的にサクッと開発できるので、今のところ拒否反応は出ていない。また、自分がイメージした通りのアプリが作れるので、とても気に入っている。C言語とC++言語のあまりの難解さに苦しんでいた大学生時代の自分に「今は耐えて」と伝えたい。

一方で、作成したアプリに物足りなさも感じている。初心者ながらに工夫して実務で活用できるアプリを作ることができたと思っていたが、使っているうちに「見た目がイマイチ」「この機能あんまり使わないかも……」「入力が面倒だ」と、改善の余地がまだまだあることに気付いた。

そこで今回は、作成したアプリをブラッシュアップしていこうと思う。何度も編集し、理想のアプリになるまでトライ&エラーを繰り返せる点もkintoneの特徴の一つだ。まずは、改善の余地が多いと感じる「取材ネタ帳」を改修していこう。

プロの視点や客観的な意見も取り入れたいと思ったので、kintoneのカスタマーサクセス部に所属するサイボウズの齋藤力輝さんに協力をお願いし、多くのアドバイスをもらった。

煩雑さを解決し「使いたくなるアプリ」へ

第2回で作成した「取材ネタ帳」は、思いついた取材のネタを一覧で管理し、それを編集部内のメンバーで共有できるアプリだ。関連する資料やサイトのURLを添付できる項目や、他のメンバーの投稿にコメントできる項目を付けることで、アイデアだけでなくさまざまな情報を双方向で共有できる。

筆者はこれまで「iPhoneのメモ」というクローズドな場所に思いついたアイデアを記入していたが、同アプリによって、鮮度の高いアイデアを場所や時間にとらわれることなく共有できるようになった。

ただ、使いづらさもある。例えば、入力する項目に柔軟性がないことだ。

アプリ内には企業のニュースリリースや関連する過去記事、他媒体のコンテンツ、SNS情報など、参考になる文献を記録しておく項目(フィールド)を追加しているが、アイデアによって添付するURLやファイルの数は異なる。

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