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Core Ultra 9 285KとCore Ultra 5 245Kの実力検証! Arrow Lakeは本当に高速省電力? 対14900K&9950Xベンチマーク

マイナビニュース / 2024年10月25日 0時0分

消費電力は、Core Ultra 9 285KのMTPが250W、Core Ultra 5 245Kが159W、Core i9-14900Kが253W、Ryzen 9 9950のPPTが200Wというのを考慮して見てほしい。Core i9-14900KとRyzen 9 9950はほぼ上限で推移。Core Ultra 9 285Kは平均205W、Core Ultra 5 245Kは平均113Wなので、上限よりもかなり下回る動作だ。ここでも電力効率重視の設計が見える部分。電力や温度のリミット限界まで動かすという方針ではなくなったのは、筆者としては歓迎したいところだ。
ポテンシャルは感じるが、それを活かせる環境がどこまで用意できるか

ここまでがCore Ultra 9 285KとCore Ultra 5 245Kの検証だ。Cinebench 2024やHandBrakeの結果を見る限り、前世代を上回る高いポテンシャルは感じられる。その一方で実ゲームではフレームレートがあまり伸びていない場面がある。ゲーム系の処理が苦手なのか、まだ最適化が進んでいないのか。前世代よりも低消費電力で低発熱と使いやすさは増しているだけに、NPUも含め、Core Ultra 200Sシリーズを活かせるOSやアプリ環境をどこまで整えられるかが勝負ではないだろうか。設計が大きく変わったことで、成熟待ちという部分はあるだろう。今後の発展が楽しみなCPUである。
(芹澤正芳)



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