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バーで役立つ洋酒の知識 第7回 バーでチャレンジ! ちょっとお高い贅沢ウイスキー、25年熟成のおすすめ 5選

マイナビニュース / 2024年10月25日 12時0分

7代目マスターブレンダーのステファニー・マクラウド女史が、25年間以上熟成した希少な40種類以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしています。また、史上初めて英国王室御用達となった、「ロイヤルブラックラ」を熟成していた樽に入れてフィニッシュしているのも特徴です。公式テイスティングノートは以下の通り。

香り:芳醇でエレガントなフルーティー・フローラル・ハニーの香り
味わい:甘さ、クリーミーさと複雑さが調和されたスムースで深みのある味わい
余韻:ヴェルベットのような長い余韻

個人的にコスパ最強の絶品モルト「グレンファークラス 25年」

「グレンファークラス」は1836年に創業され、長らくグラント家がウイスキーを作り続けている家族経営の蒸留所です。超有名なウイスキーで、クオリティも一級品。それなのに、長期熟成のウイスキーを多く作っているからか、比較的安く手に入る点に注目です(とはいっても安いショップでも3万円前後はしますが)。

25年物の「グレンファークラス 25年」は100%オロロソシェリー樽で熟成させており、パワフルで焦げた感じが印象的なウイスキー。とても美味しい銘柄です。個人的に、25年物のウイスキーとしてはもっともコストパフォーマンスがいいと思っています。バーで注文してもそこまで高くないので、シングルモルトの25年デビューにイチオシです。公式テイスティングノートは以下の通り。

色合い:ダークゴールドのハイライトを持つ琥珀色
香り:複雑でありながら洗練された、マーマレード、蜂蜜、挽きたてのコーヒー、シェリー、ナッツの魅力的な香りが漂う。オークの香りも少し感じられる
味わい:フルボディで力強く、シェリーとオークが主張し合うが、どちらも過剰ではない
余韻:強烈で長く続く、ドライでモルティーなフィニッシュ。ダークチョコレートの美しい味が口の中に残り、25年の熟成を締めくくる

新しい蒸留所でも、その品質は一級「アラン 25年」

スコットランドのアラン島にあるアラン蒸留所は、1995年に設立された新しい蒸留所です。現在は姉妹蒸留所の「ラッグ蒸留所」を開設したため、ロックランザ蒸留所と改名されています。

まだ創業したての時期に作った原酒を使っているので、25年物は年間で3,000本しか出回らない貴重品です。バーボン樽熟成の原酒をメインに、シェリー樽熟成の原酒とあわせて、1年間シェリーホグスヘッド樽で追熟しています。複雑なシェリー感が楽しめる元気な長期熟成ウイスキーです。公式テイスティングノートは以下の通り。

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