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ランクル250は最上級グレードを選ぶべき? 試乗で確認

マイナビニュース / 2024年11月4日 11時30分

平坦なオンロードでは加速性能を試してみたが、そこでは若干のもたつきを感じた。高速道路で合流するようなシーンでは、アクセルを踏み込んでも思ったほど速度が上がらないなという印象。ディーゼルエンジンなら当たり前の加速感ではあるが、もの足りなさを感じたというのが正直な感想だ。オンロードを一気に加速していくシーンでは、もしかするとガソリンエンジンの方がスムーズなのかもしれない。

メインのパワートレインはディーゼルだが…

ランクル250のパワートレインはディーゼルエンジンとガソリンエンジン(2.7L直4、163PS、246Nm)の2種類。グレードラインアップはディーゼルが「ZX」(7人乗り、735万円)、「VX」(7人乗り、630万円)、「GX」(5人乗り、520万円)、ガソリンが「VX」(7人乗り、545万円)となる。

言うまでもなく、ランクル250のメインモデルはディーゼルエンジン搭載車だ。最上級グレードのZXには例えば、20インチタイヤ、電動リヤデフロック、プロジェクター式3眼LEDヘッドライト、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ、カラーヘッドアップディスプレイ、パドルシフトなどが標準装備となっている。ただ、これらの装備はあると便利だが、なくて困るということもない。

同じディーゼルで7人乗りの「ZX」と「VX」の価格差は105万円ある。それを考えると、VXはかなりおすすめだ。さらに現時点では、なぜかVXのみ有償オプションでヘッドライトを丸目型に変更できる(販売店スタッフによると、いずれZXも対応するかもしれないとのこと)。よりレトロ感を印象付けたいなら選びたいオプションだ。

ディーゼルで選ぶならVX、価格を気にせず装備を充実させたいならZXという選択がベストだ。

ガソリンエンジンもあり?

個人的には、ガソリンエンジンのVXもかなり気になる存在だ。スペックを見る限りはプラドのガソリンエンジンと変わっていないようだが、決して見劣りする性能ではない。

プラドのガソリンエンジンは力不足という意見もあるようだが、最新のランクル250の7人乗りボディと走りが味わえて、ZXよりも190万円(ディーゼルのVXなら85万円)も安価に購入できるとなれば、購入を検討してみる価値は大いにある。ガソリン燃料は軽油よりも高くつくし、燃費も悪い。ただし、長距離をあまり走らないのであれば、ガソリンモデルを選んでもディーゼルモデルより高くつくことはないといわれる。

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