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ストレスを感じている既婚女性は約7割超 - うち約9割が物価高の影響を感じてる?

マイナビニュース / 2024年10月28日 17時59分

画像提供:マイナビニュース

ベネッセコーポレーションは10月25日、「第2回サンキュ! 女性の健康とストレス調査」の結果を発表した。調査は8月27日~28日、20~50代の既婚女性517名を対象にインターネットで行われた。

「最近の物価高で、家庭生活に影響を受けていますか?」と質問したところ、89.9%が「影響を受けている(とても+まあ)」と回答。

カテゴリ別にみると、『食事』(88.9%)が最も高く、対策として「少しでも安いものを買うようになった」(76.5%)、「食材を無駄にしない買い方や調理法、食べ方を意識するようになった」(51.3%)が上位に。2位は『美容』で57.1%。「美容院に行く回数を減らした」「高級コスメを買わなくなった」などの声が目立った。

一方、比較的少なかったのは『健康』で29.6%。具体的には、「風邪をひいても病院へ行かなくなった」「歯科の検診に行かなくなった」「ジムに行かなくなった」などの対策を取っている人が多かった。

続いて、休息をとることに「罪悪感がある(とても+まあ)」と回答した人の割合をみると、ストレスを感じていない人は9.2%と1割にも満たなかったのに対し、ストレスを感じている人は35.4%。そこで、両者の睡眠時間を比較すると、「6時間以上」取れている人の割合は、ストレスを感じていない人では7割近く(68.5%)を占めたのに対し、ストレスを感じている人では50%と、相対的に短いことが明らかに。

また、ストレスを感じていない人の79.2%が「活動と休息にメリハリをつけられている」と回答したのに対し、ストレスを感じている人は44.1%という結果に。休息のとり方を聞くと、ストレスを感じていない人のほうが、ストレスを感じている人よりほとんどの項目で比率が高く、多様な休み方をしていることが判明。特に「家族や友人と過ごす」「スポーツをする」では10%程度の差が見受けられ、「レジャー」「芸術鑑賞」など活動的な項目でも、比率が高かった。

次に、「自分や家族が病気にならないように、対策や予防をしていますか?」と尋ねたところ、71%が「している(かなり+少し)」と回答し、昨年と変わらず7割を超えた。

一方で、具体的な項目を昨年と比較すると、昨年1位だった「感染症対策」が約9ポイント減ったほか、「歯の検診」が8.5ポイント減、「サプリメント摂取」が約5ポイント減と、お金がかかる対策が減少傾向に。また、「定期的な運動」が6ポイント減、約3割が「熱中症対策」にお金をかけるなど、猛暑の影響がうかがえる結果に。

ちなみに、今年の1位は「体にいい食品を選ぶ」で40%。積極的に取り入れている食品を教えてもらったところ、1位は「納豆」で、昨年トップだった「ヨーグルト」や「ヨーグルトドリンク」が2位にランクダウン。より安価なものを選択しているよう。また、減少幅が大きかったのは、「納豆以外の大豆製品」(約15ポイント減)や「ナッツ系」(約9ポイント減)、「麴食品」(8ポイント減)等だった。
(CHIGAKO)

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