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億万長者はどこに投資をしている? 超富裕層のコミュニティ「TIGER 21」の資産配分先を調べてみた

マイナビニュース / 2024年11月4日 11時0分

『TIGER 21』メンバーの場合、過去15年間では不動産が最大の割合を占めていましたが、近年はプライベート・エクイティが不動産を抜いています。
○2位:不動産

不動産は2位に落ちたものの、依然として20%以上の割合を占めています。『TIGER 21』のメンバーは過去15年間で不動産による資産構築が進んだため、新たな成長性を求めてプライベート・エクイティをより重視する方向に進んだということです。富裕層が不動産を見切ったり手放したりしたわけではありません。

『TIGER 21』のメンバーは問題のある不動産に投資をし、ダイナミックな不動産市場でのチャンスを有効活用しようとしています。例えば十分に活用されていないオフィスビルを売却しようとしている売り手に対し、メンバーはそれを将来の住宅またはホテルの提供と見なし、改修費用をかけて魅力的なチャンスを生み出すことが可能です。
○3位:パブリック・エクイティ

パブリック・エクイティとは、株式市場に上場した企業の株式のことです。富裕層ではない方も多く取り組んでいる一般的な株式投資です。『TIGER 21』メンバーがこの分野で重点的に投資してきたのが「マグニフィセント セブン」として知られるアメリカの大手テクノロジー企業グループで、結果としてメンバーに大きなリターンをもたらしました。具体的にはApple、Microsoft、Amazon、NVIDIA、Meta、Alphabet、Teslaの7社です。

『TIGER 21』のメンバーはパブリック・エクイティの割合を多少縮小させていますが、依然として主要な資産の1つと捉えており、資産の21%を配分しています。特に、インデックスファンドや上場投資信託へ集中させている傾向です。
○6位:ヘッジファンド

16年前にヘッジファンドへの配分割合は12%でしたが、そこから2%にまで減少しました。『TIGER 21』の会長のゾンネンフェルト氏によると、ヘッジファンドへの投資は「死んだ」状態とのことです。

多くの『TIGER 21』のメンバーは、リスク調整後の手数料控除後の収益は、インデックスファンドの方が優れていると考えています。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら
(安藤真一郎)



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