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GEEKOM×TECNO「MEGAMINI G1」レビュー、小型ゲーミングPCに水冷クーラーを導入した意欲作

マイナビニュース / 2024年10月29日 0時0分

電源を入れると電源ボタンのロゴ、上部、アクリルのフレーム、内部のファンが光ります。また、電源ボタンの下には小さなディスプレイが搭載されていて、CPU使用率と温度、GPU使用率と温度、メモリ使用率と温度、それらの一覧をループで確認できるようになっています。RGB LEDの発光パターンとディスプレイの表示内容をカスタマイズすることができないのは少し残念でした。

また、ファンコントロールのユーティリティがなく、サードパーティ製のソフトウェアでもファンの回転数を制御できませんでした。個体差の可能性はありますが、アイドル時でもファンが全開で回ってうるさいときもあれば、比較的負荷をかけていてもあまりうるさくないときもあるといった感じで、挙動にはややクセがありました。製品版では改善されるといいなと思います。

底面に4つあるゴム足を取り、ネジを4本外すと底面カバーが取れ、内部にアクセスできます。内部にはSO-DIMMのDDR5メモリ×2と2280サイズのM.2 SSDが取り付けてあり、その横に2230サイズの空きスロットが1つあります。
メモリは最大64GBまで拡張可能、SSDは最大4TBまで拡張可能かつ、1スロットの余裕を残しています。メモリ不足や容量不足を感じたときにサクッと交換、増設できるのはありがたいですね。

最後に付属品です。電源は内蔵されていないので330WのACアダプタが付属します。今回使用したサンプルではコンセントが欧州向けのものだったので、日本国内向けとは異なる点には留意してください。

『Cyberpunk2077』がWQHD / 60fpsで動く高性能

MEGAMINI G1は、モバイル向けのCore i9-13900Hを搭載している一方で、コンパクトなボディながらグラフィックボードにはデスクトップ向けのGeForce RTX 4060(いわゆるLaptopではない)を搭載していて、性能にも期待ができます。

BIOSからファンの動作モードを静音・ノーマル・パフォーマンスの3つから選択可能となっていて、今回はパフォーマンスモードに設定してテストを行いました。

モバイル向けとはいえ、Core i9を搭載しているので性能は十分です。しばらく試用していてCPUパワーが足りないなと思うような場面もありませんでした。水冷システムのおかげで温度上昇も控えめです。

グラフィックスについてもデスクトップ向けのGeForce RTX 4060を搭載していて、比較的重量級なゲームタイトルでもフレーム生成を利用することで60fps程度でのプレイは可能です。このクラスのGPUを想定しているタイトルであれば快適にプレイできるでしょう。

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