【東京都府中市】日本最大の刑務所を知る文化祭とは? コラボ製品はふるさと納税返礼品に

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東京都のほぼ中心に位置する府中市(ふちゅうし)は、国指定の重要文化財を含む有形無形の文化財を数多く有する、歴史の面影が色濃く残るまち。「府中」という地名は、奈良・平安時代に武蔵国を治めていた役所である国府が、この地に置かれていたことに由来しているのだそう。

瀬や波の音に心が和む多摩川、ムサシノキスゲが可憐に咲く浅間山、国指定天然記念物「馬場大門のケヤキ並木」など、豊かな自然にも恵まれています。

人口約5万人で昭和29年に市制を施行した同市は、半世紀以上にわたる歩みの中で、高い行政水準を持つ多摩地域の中核的都市として発展し、現在は人口約26万人を擁するまでになりました。

また、日本最大の刑務所である「府中刑務所」があり、矯正施設所在自治体として府中刑務所と連携し、矯正行政や再犯防止に関する取組を行っているとのこと。例年、文化の日には、地域住民に理解を深めてもらい社会を明るくする運動の一環として「府中刑務所文化祭」を開催しているのだとか。

今回は、令和6年11月3日に開催された「府中刑務所文化祭」の詳細と、府中市のふるさと納税返礼品を紹介していきます。
○府中市のイベント「府中刑務所文化祭」について

・イベント名：府中刑務所文化祭
・開催日時：令和6年11月3日(日)
・開催場所：府中刑務所(東京都府中市晴見町4-10)
・アクセス：JR武蔵野線「北府中駅」下車徒歩10分
JR中央線「国分寺駅」、京王電鉄京王線「府中駅」から京王バス寺91系統国分寺線で「晴見町」停留所下車徒歩5分
JR中央線「国立駅」から京王バス国03系統国立(東芝)線で「東芝前」下車徒歩10分
・参加費：無料

府中刑務所では、例年、文化の日に地域住民に理解を深めてもらい、社会を明るくする運動の一環として「府中刑務所文化祭」を開催しています。

今年も、全国の刑務所内で受刑者によって作られた家具や雑貨、刑務所内の食事を味わえる刑務所レシピ弁当などが販売されました。また、府中刑務所の内部が一般公開されて見学ができたり、法務省矯正局特別機動警備隊による演武が鑑賞できたりとイベント満載の文化祭でした。

府中市と府中刑務所は、受刑者が二度と犯罪に手を染めないための再犯防止に関する取組を協力して行っているそうで、府中刑務所で作られた刑務作業製品はふるさと納税返礼品として受け取ることもできます。

○自治体からのメッセージ

府中刑務所では、受刑者が二度と犯罪に手を染めることがないよう、刑務作業、職業訓練、各種指導などを通じて改善更生や社会復帰を図り、再犯防止に努めています。再犯防止の推進は、国民が犯罪被害を受けることを防止し、安全で安心して暮らせる社会の実現につながっています。
「府中刑務所文化祭」は、法務省が主唱する“社会を明るくする運動”の一環として、毎年行っている市民参加型の文化祭です。当日は、矯正行政の現状と重要性について広く知っていただくため、「年に一度の秋の感謝祭」をテーマとして、広報資料の展示や刑務所作業製品の展示即売など、さまざまなイベントを実施。また、普段はご覧いただけない刑務所の中が一般公開されました。
府中刑務所で作成された刑務所作業製品は、府中市のふるさと納税返礼品としても取り扱われています。文化祭にご参加いただけなかった方は、府中市のふるさと納税返礼品として刑務所作業製品を手にすることができます。ぜひ、ホームページをご覧ください。