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特定のハードウェアでWindows 11 24H2アップデート後に問題発生

マイナビニュース / 2024年10月30日 8時40分

画像提供:マイナビニュース

Bleeping Computerは10月27日(米国時間)、「Windows 11 24H2: The hardware and software blocking the new update」において、数千人のユーザーに対し、Windows11バージョン24H2の配布が一時的に停止していると報じた。特定のハードウェアやソフトウェアとの互換性に問題が生じており、無理にアップグレードしようとするとブルースクリーンエラーなどの重大な問題が発生する可能性があるという。

影響を受けているプロダクトは次のとおり。
○ASUSデバイスのブルースクリーン問題

ASUSのX415KAおよびX515KAモデルにおいてWindows11バージョン24H2にアップデートした場合、ブルースクリーンが発生する可能性がある。ASUSのサポートでもこの問題を確認しており、アップデートの配信が停止されている。ASUSがファームウェア更新をリリースするまでアップデートは保留となる。
○Voicemeeterアプリのメモリ管理エラー

Voicemeeterを利用しているユーザーはアップデート後に「MEMORY MANAGEMENT」エラーのブルースクリーンが発生する恐れがある。この問題は、VoicemeeterドライバーとWindows11メモリーマネージャーとの間の非互換性に起因しており、VB-Audio Softwareによる修正が必要とされている。
○内蔵カメラの不具合

Windows 11 24H2にアップデート後、一部の内蔵カメラが動作しなくなる不具合が報告されている。物体や顔認識機能を利用するアプリ(Windows Helloやサードパーティー製アプリなど)に影響が及んでおり、修正が完了するまでアップデートは保留されている。なお内蔵カメラはラップトップで広く使用されているため、影響を受けるデバイスの数は不明とされている。
○Safe Exam Browserの問題

Safe Exam Browserバージョン3.7およびこれ以前のバージョンを使用している環境でWindows11バージョン24H2にアップデートした場合、同Webブラウザが動作しなくなる。

○Easy Anti-Cheatのシステムクラッシュ問題

人気ゲームで必要とされるEasy Anti-Cheatを実行しているデバイスにおいて、システムがクラッシュする問題が発生している。IntelのAlder Lake+プロセッサとvProテクノロジーを搭載したデバイスで古いEasy Anti-Cheatドライバーを使用している場合、この現象が発生している。対策として、ゲームやドライバーの更新を確認することが推奨されている。
○指紋センサーの無効化

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