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新型「Mac mini」登場、M4/M4 Proを搭載しデザイン刷新、超コンパクトに進化

マイナビニュース / 2024年10月30日 8時18分

画像提供:マイナビニュース

アップルは10月30日、Apple Siliconに合わせて再設計した新型「Mac mini」を発表した。M4およびM4 Proチップのパワフルな性能を、12.7×12.7×5cmのコンパクトな筐体に凝縮している。Apple Intelligenceを活用する今後を見据えてNeural Engineを強化し、全てのモデルが16GB以上のメモリを搭載する。また、M4 ProモデルはThunderbolt 5に対応するなど、将来の耐用性に優れ、プロユーザーのニーズも満たす設計となっている。10月30日から予約受付を開始し、11月8日に発売予定である。価格はM4搭載モデルが94,800円から、M4 Pro搭載モデルが218,800円からとなっている。

Mac miniは、Appleが2020年11月に発売した初のApple Silicon(M1)搭載Macの1つだったが、これまでIntel製チップ時代のハードウェアデザインを引き継いでいた。効率性に優れたApple Siliconに基づいて再設計された新Mac miniは、手のひらサイズといえるコンパクトなデスクトップPCとなった。外形寸法は12.7×12.7×5cm、重量は0.67kg(M4)。M2搭載Mac mini(19.7×19.7×3.58cm、1.18kg)と比べて約42%小さく、フットプリントは半分以下である。

デザインは、Mac Studioのミニバージョンと呼べるような外観で、前面にUSB-Cポートと3.5mmヘッドフォンジャックを装備する。

ノートPCの薄型製品であるMacbook Airはファンレス構造で静音動作するが、負荷がかかる作業では発熱により一時的に制限がかかる場合がある(サーマルスロットリング)。Mac miniではパフォーマンスを優先し、コンパクトな筐体で空気の流れを確保する新たな排熱構造が採用された。底面前部から空気を取り込み、内部の各層に行き渡らせて、底面後部から排出する。これにより、効率的に内部を冷やし、M4/M4 Proの性能を引き出しながら静音動作も実現しているという。

「M4」チップは、10コアCPU(高性能コア×4、高効率コア×6)/10コアGPUで、メモリ帯域幅は120GB/s。ユニファイドメモリは16GB、24GB、32GBが用意されている。

「M4 Pro」チップは、12コアCPU(高性能コア×8、高効率コア×4)/16コアGPU、または14コアCPU(高性能コア×10、高効率コア×4)/20コアGPUという構成で、メモリ帯域幅は273GB/s。ユニファイドメモリは24GB、48GB、64GBから選べる。

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