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没後10年・高倉健さんを7か月連続特集 『幸福の黄色いハンカチ』4Kデジタル修復版テレビ初放送

マイナビニュース / 2024年11月1日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

日本映画専門チャンネルでは、11月に没後10年を迎える俳優・高倉健さんの出演作を特集する「没後10年 高倉健劇場」を、8日(21:00~)から7か月連続で展開する。

この特集では、色あせない不朽の名作から、懐かしのCM集、日本映画専門チャンネル独占の特別番組などを編成。トップバッターは、テレビ初放送となる映画『幸福の黄色いハンカチ』<4Kデジタル修復版>だ。

山田洋次監督がメガホンを取り、北海道を舞台に刑期を終えた男が行きずりの若者2人とともに妻のもとへ向かうロードムービー。第1回日本アカデミー賞をはじめ、国内における同年の映画賞を総なめにした。

模倣囚として6年の刑期を終えた寡黙な主人公・勇作を高倉健、不器用な夫を支える妻・光枝を倍賞千恵子が好演。勇作の思いに心を打たれ、ともに旅することとなる男女を武田鉄矢、桃井かおりが情感豊かに演じ、その感動の結末には、多くの観客が涙した名作となっている。

10日には、高倉健さんがこれまで出演した企業CMの中から珠玉の作品をセレクション放送。後に代名詞ともなった「不器用ですから―」のセリフが有名な日本生命「ロングラン」、アパレルメーカーのレナウンによる男性向けブランド「シンプルライフ」、「珈琲が好きです」のセリフが印象深いネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド」といった懐かしのCMを計28本、総尺約22分にわたり放送する。

ほかにも、映画『海峡』<4Kデジタルリマスター版>(82年)、高倉健さん自ら取材を行った唯一のドキュメンタリーなどが登場。さらに、関係者による証言や、貴重な映像、そして現在よみうりギャラリー(東京・読売新聞ビル)で開催中の特別展の裏側を追いながら、“高倉健の永遠なる魅力”に迫る特別番組『没後10年「高倉健に、なる。」~映画俳優 205本の人生~』も放送される。

以降の放送ラインナップ(予定)は、以下の通り。

・12月
『日本侠客伝 浪花篇』(1965年・映画)
『これから~海辺の旅人たち~』(1993年・TVドラマ)

・25年1月
『日本侠客伝 雷門の決斗』(1966年・映画)
『むかし男ありけり』(1984年・TVドキュメンタリー)

・2月
『緋牡丹博徒 二代目襲名』(1969年・映画)
『刑事 蛇に横切られる』(1995年・TVドラマ)

・3月
『鉄道員(ぽっぽや)』<4Kデジタルリマスター版>(1999年・映画)

・4月
『昭和残侠伝 破れ傘』(1972年・映画)

・5月
『網走番外地 荒野の対決』(1966年・映画)
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