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学生がインターンシップに参加して変化したこと、「仕事や働くことへの意識」、「興味のある業界や仕事内容の絞り込み」、一番多かった意見は? 調査でわかる

マイナビニュース / 2024年10月31日 6時58分

画像提供:マイナビニュース

インターンシップや仕事体験への参加意欲は2026年卒の学生も非常に高く、マイナビの調査ではこれまでの参加率は8割以上だと報告しています。

今回は、「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」をもとに、インターンシップ・仕事体験の選考状況や低学年のキャリア形成活動の取り組み状況を確認します。
68.2%が書類選考や面接を経験、6割近くは選考落ちも

インターンシップ・仕事体験の参加率は、この10年、右肩上がりで上昇し、2026年卒では85.6%の学生がこれまでに「参加経験あり」と回答、平均参加社数も5.1社となっています。

参加率も平均参加社数も昨年よりわずかに減少したものの、相変わらず参加意欲の高さがうかがえます。

ただし、就業体験を伴うプログラムの場合、企業側はどうしても受け入れ人数を絞らざるを得ず、書類選考や面接などの選考プロセスを設けることが少なくありません。

特に人気の高い業界や企業のインターンシップ・仕事体験では競争倍率も高く、選考で落とされてしまうケースも少なくないようです。

今回の調査では、57.4%の学生が「受けたことがあり、1回以上は選考に落ちたことがある」と回答しており、「受けたことがあり、すべて通過した」(10.8%)と合わせると約7割の学生が、書類選考や面接などを経験していることがわかりました。

インターンシップ・仕事体験の参加でさまざまな変化を実感

それでも、インターンシップや仕事体験に参加することで、職業観の涵養や仕事研究の面では大きな効果があるようです。

「インターンシップや仕事体験に参加することで、自分自身にどんな変化があったか」を聞いたところ、「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」(64.0%)、「仕事・働くことに対する意欲が高まった」(42.9%)、「興味のある業界・企業・仕事内容の絞り込みができた」(37.6%)、「今後、この企業の採用選考に参加したいと思った」(35.4%)といった回答が上位に上がりました。

キャリア形成活動に参加する低学年は増加傾向

インターンシップや仕事体験などのキャリア形成活動は、大学低学年にも徐々に普及が進んでいるようです。

今回の調査では、「低学年のときに参加したキャリア形成プログラム」を確認しています。64.2%が「プログラムには参加していない」と回答しているものの、「オープン・カンパニー型(業界・企業による説明会・イベント)」(20.1%)、「キャリア教育型(大学等の授業・講義や企業による教育プログラム」(12.5%)、「期間が半日・1日の就業体験のあるプログラム」(9.6%)といった回答が寄せられています。

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