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完全ワイヤレスイヤホン、売れ筋に新たなトレンド - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年10月31日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は、完全ワイヤレスイヤホンの売れ筋を探るべく、イヤホン専門店のe☆イヤホン秋葉原店 本館を訪ねました。

開店直後から多くの人で賑わう1階フロア。そこに広く並べられているのが完全ワイヤレスイヤホンです。同店スタッフのゆーでぃ氏は「やはり幅広い方に売れていますね。そのなかで、長時間聴き続ける需要がどんどん増えている印象があります。売れ筋にもそうした傾向が反映されていますね」と解説します。

売れ筋モデルからたどれるトレンドは、確かにはっきり変わっていました。下記の「完全ワイヤレスイヤホン 専門店の最新トレンド×3」にまとめたように、ノイズキャンセリング機能が強力なカナル型イヤホンが主流を占めていた少し前とは別の風が吹いている様子です。

それを踏まえて、モデルごとに人気の理由を追っていきましょう。
○<完全ワイヤレスイヤホン 専門店の最新トレンド×3>

長く装着しても疲れにくい、ながら聴きしやすいラインアップが増えている。そして人気に。
装飾品としての観点もより大きくなった。コンパクトなものやイヤーカフ型も確かな支持を集めている。
充電ケース側に操作画面などを加えた多機能モデルも注目されている。

※本文と写真で掲載している価格は、取材した2024年10月23日11:00時点のe☆イヤホン秋葉原店 本館のものです。本店とは異なる場合があり、日々変動もしているので、参考程度に見てください。
第1位:あらゆるシーンでながら聴きできる「LinkBuds Open WF-L910」

一番人気に挙げられたのは、ソニーの「LinkBuds Open WF-L910」です。オープンイヤー型のイヤホンで、取材時の価格は29,700円でした。

「耳の穴をふさがない構造になっているので、自然に外音が取り込めます。コンパクトながらフィンで耳にかかるようになっているうえ、IP4xの防滴性能もあるので、仕事や家事だけでなくスポーツでも使えます。本当にシーンを選ばず、ながら聴きしたい人に選ばれていますね」

第2位:充電ケースで音質がカスタムできる「Tour Pro 3」

続く2位に入ったのは、JBLのカナル型イヤホン「Tour Pro 3」です。アクティブノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を備えており、取材時の価格は38,610円でした。

実機を眺めると、充電ケースにタッチパネル液晶が組み込まれているところが目を引きます。「前モデルからの装備で、ケースのディスプレイでいろいろな設定をするといったトレンドを生んだシリーズといえますね」

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