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【葬儀の地域性】北海道は「骨箱」「黒飯」、沖縄県は「かりゆしウェアで参列」「お墓が大きい」などの声 - お香典の違いは?

マイナビニュース / 2024年10月31日 11時52分

では、具体的に香典にはどのような差があるのか。「葬儀での香典で経験のあるものは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、北海道と沖縄地方で差異が見られた。

北海道では香典に対して領収書が発行された経験がある人が過半数以上となった。沖縄では布(反布)を香典返しとして受け取る割合が北海道よりも高く、沖縄では伝統的な返礼品として布を渡す慣習があるそうだ。
○沖縄では「一般葬」が一般的。首都圏では「家族葬」の割合が最多に

ここまで、北海道と沖縄に焦点をあてて特徴が浮き彫りになったが、全国のほかの地域と比較し、相違はあるのか。まず「直近で経験した葬儀はどのような形式でしたか?」と質問したところ、東北地方・北陸地方・首都圏・関西地方・九州地方で以下のような回答となった。

北海道と沖縄を含めても家族葬の割合は首都圏が最多となった。北海道は東北や九州などの地方と近い割合となったが、沖縄地方では一般葬が他の地域よりも高い割合を占め、従来型の葬儀が根強く残っていることが伺える。また、沖縄の一般葬が多いという結果は、参列者数の相違にもあらわれている。

「葬儀の参列者数は何人くらいでしたか」と質問したところ、全国では「10人~30人未満」が28.5%で最多。「30人~50人未満」(21.0%)、「10人未満」(13.1%)、「50人~70人未満」(11.7%)と続いた。

沖縄は「150人以上」が20.1%で最多に。「10人~30人未満」(19.5%)、「30人~50人未満」(17.9%)、「90人~120人未満」(13.0%)と続く結果となった。

沖縄地方では他の地域に比べて葬儀の参列者数が多い傾向が見られる。特に150人以上の参列者と回答した人が最多となり、数値としても全国の1割以下を大きく上回っている。沖縄では多くの人々が参列する葬儀が一般的であると考えられる。
○沖縄では人数が多いのに葬儀費用は低価格

「葬儀を行う際の費用はどれくらいでしたか?」と質問した。全国で比較した結果、沖縄では「30万円~90万円未満の費用がかかった」と回答した人が最も高く、30万円未満も含めると45%強と、全体的に費用を抑えた葬儀が行われていることが示された。全国的に見て、参列人数が多いにもかかわらず費用が抑えられているということは、地域や家族の支えによって葬儀が行われていることが伺える。また、首都圏や関西圏も他地域と比較し、比較的低コストで行われていることを示している。

一方、北海道を含めた他地域では、150万円以上の費用をかけている人が全国で最も割合が高く、伝統的な葬儀形式が好まれている可能性がある。
(Yumi's life)



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