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竹内涼真「精神的に強くなった」河合優実「人格みたいなモノが…」 10年間での自身の変化明かす

マイナビニュース / 2024年11月1日 18時0分

河合:私は13歳だから中2ですね。全く何も想像していなかったです。(女優に)なりたいとかもなかったですし、(当時は)ほかに好きなものもあったし、今の姿というのは全く持って0%でした。

竹内:へぇ~! ドラマ・映画は好きだったの?

河合:振り返ると好きな家庭環境でしたね。自分がドラマ・映画好きだとは思っていなかったけど触れられる環境でした。

――この10年で一番変わったと思う部分はどこですか?

河合:私はこの間パソコンを買って、過去の写真や動画を整理してたんですけど、そこに映っている自分がすごく騒がしいんです。ひょうきんだし、いろんな人に笑ってほしいみたいな感じがすごくして(笑)。自分では取材の場などで「(私は)実はそういうタイプなんです」と言っていたんですけど、やっぱりそうだったんだと。でも、高校を卒業したぐらいから「落ち着いてますね」とすごく言われるようになって。自分では意識していなかったんですけど、お仕事を始めてそういう風になってきたのかもしれません。性格が変わったとまでは言わないですけど、仕事をしている人格みたいなモノができたんでしょうね。責任感0の状態が本当に自由すぎる(笑)。

――竹内さんは、こういった河合さんのひょうきんな一面を撮影で感じられましたか?

竹内:垣間見えてはいないんですけど、もしかしたら眠っているんじゃないかなという瞬間があったんですよ。爆発的なものがあるんじゃないか? と(笑)。お芝居を見ていると、何か底知れない何かがあるんじゃないか、という感じがしました。

――河合さんの多面的な部分がお芝居にもにじみ出ていると。一方で竹内さんは、この10年で変わった部分はありますか?

竹内:見た目! だいぶ変わりましたね。体のサイズと見た目が大きくなったし、顔も変わりました。

あと、だいぶ精神的に強くなりました。強くならないと乗り越えられない仕事とか役があったからかもしれないです。すごくいいタイミングでちょうどいいきつい“壁”みたいなものがくるので、それを一生懸命がむしゃらに乗り越えていたら強くなりました。

――どの作品や役柄が“壁”だったんでしょうか?

竹内:全部なんです。まずいちばん最初が一年半ぐらい仮面ライダー(『仮面ライダードライブ』)だったので、いま仮面ライダーの1話なんか観たら、それだけで10杯くらいお酒が飲めちゃうぐらい下手くそなんですよ(笑)。でも、そこでしか出せなかった表現もあるし、振り返ると全部そういうものが財産で、“いまの自分”がいるんです。毎年毎年、むしろ半年間ずつ全く自分が違うからおもしろいです。

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