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栗山千明“ぞっとする”特殊メイク、“決め顔”内野聖陽…『八犬伝』オフショット11枚

マイナビニュース / 2024年10月31日 17時23分

画像提供:マイナビニュース

役所広司が主演を務める映画『八犬伝』(公開中)のキャスト陣の様子を収めたオフショットが、このほど公開された。
○オフショットはヘアメイクディレクター・酒井啓介氏が撮影

今回のオフショットは、本作のヘアメイクディレクター・酒井啓介氏が撮影した11枚。「八犬伝」の作者・滝沢馬琴役の役所広司は考え込んでいるような表情を浮かべ、馬琴の友人の絵師・葛飾北斎役の内野聖陽は、酒井のカメラを見つけるやいなや“決め顔”を作るお茶目さも。まるで劇中の馬琴と北斎を感じさせる一瞬だ。

美貌を活かした女装姿で戦う八犬士・犬坂毛野役の板垣李光人は、荘厳なセットでの“舞”シーンのリハーサル中。照明の加減も相まって神秘的な雰囲気を醸し出している。怪力の相撲王・犬田小文吾役の佳久創は、ヘアメイク中にカメラ目線で無邪気な笑顔を送る。八犬士のリーダー・犬塚信乃に思いを寄せる浜路役の河合優実は、そのままスクリーンから飛び出してきたかのような儚い雰囲気を漂わせる。

八犬士最大の敵・玉梓役の栗山千明は、思わずぞっとするほど恐ろしくも美しい、闇に浮かび上がる特殊メイク姿の一枚。玉梓に操られる暴君・扇谷定正役の塩野瑛久は豪華絢爛な衣装をまとい、“殿”らしいオーラを放つ。伏姫の父・里見義実役の小木茂光、義実に仕える大法師役の丸山智己、金碗八郎役の大河内浩は、森での撮影の合間に、凛々しくもどこか穏やかな表情でたたずむ。浜路の義母・船虫役の真飛聖は、劇中で見せる恐ろしい姿とは打って変わって弾ける笑顔が印象的だ。

いずれも、キャスト陣から信頼を寄せられている酒井氏ならではの目線と距離感で撮影された、貴重なオフショットとなっている。

【編集部MEMO】
映画『八犬伝』は、日本ファンタジー小説の原点『南総里見八犬伝』をもとにした小説『八犬伝 上・下』(著:山田風太郎 角川文庫刊)を、『ピンポン』『鋼の錬金術師』などを手がけてきた曽利監督が実写化。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く「虚」パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた「実」パートがシンクロする物語だ。
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