FCNT、約3年ぶりの「らくらくスマートフォン」新モデル「F-53E」を2025年1月下旬に発売

シニア向けスマートフォンならではの健康管理機能もアップデート。FCNTが提供する健康管理アプリ「ララしあコネクト」では、自律神経活性度の測定・管理が行える。背面カメラ下のセンサーで指先のバイタルデータを読み取ることで、自律神経の働きを測定する。測定できるのは、全身の機能をコントロールする自律神経の活性度を示す自律神経パワー、心身のアクティブ度を示す自律神経バランスのふたつ。測定結果をレポート画面から見返せるほか、アプリ内では自律神経を鍛える行動を紹介している。

バッテリー容量は前モデルの3,400mAhから4,000mAhにアップ。Qnovo社と共同開発した独自技術によりバッテリーの劣化を抑え、4年後でも初期容量の80％を維持できるという。

防水・防塵機能も搭載、丸洗いやアルコール除菌も行える。

セキュリティ機能も強化された。迷惑電話対策として、電話帳に登録されていない番号からの着信に対しては発信者側に自動で牽制メッセージを伝える機能を搭載。また通話内容から還付金詐欺リスクを自動検出し、牽制と注意喚起でリスクを抑止する「還付金詐欺対策機能」も備えている。このほか、「らくらく迷惑メール判定」は、ドコモメール／SMSで面識のない相手から口座への振り込みを要求するメッセージを受信すると注意喚起を行を行ってくれる機能だ。

本機からは、300万人以上の会員を持つ大人世代のSNS「らくらくコミュニティ」にもアクセスできる。「らくらくスマートフォン」やスマートフォンの使い方で困ったら気軽に聞いたり、コミュニケーションを楽しんだりできる。また、「サポート情報」（La Member's）では、スマホの使いこなしについての記事やスマホに関する疑問を解消する情報などが掲載されている。毎日の来訪や歩いた歩数でポイントをためることもできる。

「らくらくスマートフォン F-53E」の発売にあたり、予約購入者に3,000ポイントのdポイントをプレゼントするキャンペーンも開催する。

主な仕様は下記のとおり。

OS：Android 14

CPU：Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3

内蔵メモリ：4GB

ストレージ：128GB＋microSD／microSDHC／microSDXC（最大1.5TB）

ディスプレイ：約5.4インチ 有機EL Full HD＋（1,080×2,160ピクセル）

対応通信バンド（国内） 5G：n1／n28／n77※／n78／n79、LTE：、B1／B3／B8※／B18※／B19／B28／B41※／B42　※印はNTTドコモで利用できない周波数帯

SIM：nanoSIM／eSIM

アウトカメラ：約5,030万画素（1/1.95インチ、F1.79）＋約800万画素（1/4.0インチ、F2.2）

インカメラ：約1,610万画素（1/3.1インチ、F2.45）

Wi-Fi：IEEE8023.11a／b／g／n／ac

Bluetooth：バージョン5.1

バッテリ容量：4,000mAh

防水／防塵：IPX5、IPX8／IP6X

生体認証：指紋認証／顔認証

その他の機能：ハイレゾ対応、FMラジオ対応、泡ハンドソープ洗浄可、アルコール除菌可、おサイフケータイ対応、NFC対応

インタフェース：USB Type-C（USB3.1）、イヤホンジャック

サイズ／重さ：約H151×W71×D9.3mm、約172g
（大塚洋介）