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「牛乳で乾杯条例」10周年! 消費拡大を目指す北海道中標津町のふるさと納税寄附金の使い道とは?

マイナビニュース / 2024年11月26日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

中標津町(なかしべつちょう)は、北海道の一番東、根室管内の中心地として商業施設や医療機関が充実した“住みやすさNO.1”を目指しているまち。

基幹産業の酪農業では人口の約2倍の乳用牛を飼育し、生乳生産量、乳品質ともに日本のトップクラスを誇るそうで、ゴーダチーズなどさまざまな乳製品に加工されています。

市街地から車で5分のところにある日本本土最東端の「中標津空港」は、周囲を知床世界遺産、阿寒湖(あかんこ)、屈斜路湖(くっしゃろこ)、摩周湖(ましゅうこ)などの観光地に囲まれた道東の空の玄関として、観光やビジネスの拠点として利用されています。

空港から牧場を割って伸びる直線道路「ミルクロード」を通り抜け、道東の景勝地として人気のある「開陽台」からの330度の眺望は、地球の丸さを実感できるのだとか!

そんな中標津町では、ふるさと納税の寄附金を10つの使途に充てています。今回はその中から「全国トップクラスの乳質を誇る酪農業等の産業振興と、地場産品のブランド化に向けた取組み」という使い道について詳しく調べてみました!
○中標津町のふるさと納税寄附金の使い道「全国トップクラスの乳質を誇る酪農業等の産業振興と、地場産品のブランド化に向けた取組み」について

・対象年度:令和5年度
・対象使途:全国トップクラスの乳質を誇る酪農業等の産業振興と、地場産品のブランド化に向けた取組み
・対象事業:牛乳消費拡大推進委員会負担金
・その事業に費やした総費用:170万円
・総費用のうち寄附金活用額:70万円

中標津町は、宴会などの際、“牛乳で乾杯”をすることにより牛乳の消費拡大を目指す条例「牛乳で乾杯条例」を全国で初めて制定。正式名称は「中標津町牛乳消費拡大応援条例」で、生活習慣として身近な“乾杯”の機会を捉え「1杯目の乾杯は地場産牛乳で」を合言葉に、牛乳飲用を広く町民の日常生活に浸透させるためのアピールを行うことを目的とした条例です。

「中標津町の牛乳は、おいしいだけでなく乳質がトップクラスということがあまり知られていないため、ここをもっと知ってほしい」という自治体の思いも込められているのだそう。

本条例は2014年(平成26年)4月1日より施行され、今年度は10周年を迎えた記念すべき年とのこと。10周年記念事業に向けて、「牛乳で乾杯条例紹介」「牛乳消費拡大」の効果的な取り組みアイデアを令和5年度に町民から募集しました。

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