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今年のヒット商品に「Osmo Pocket 3」、電話感覚のメッセージアプリ「Jiffcy」はブレイク間近

マイナビニュース / 2024年11月2日 16時45分

画像提供:マイナビニュース

10月31日、流行情報誌「日経トレンディ」が毎年恒例の「2024年ヒット商品ベスト30」を発表。デジタル機器では、1インチセンサー搭載でより高画質に、画面も大きくなったDJIのジンバルカメラ「Osmo Pocket 3」が2024年ヒット商品に見事ランクイン。2025年のヒット予測では、日常生活をアシストする存在になる「肩掛けプライベートAI」が1位に、“電話は苦手だけど電話のようなライブ感のあるメッセージのやり取りをしたい”と考えるZ世代に浸透し始めたテキスト“通話”アプリ「Jiffcy」が次世代ヒットとして名が挙がりました。

2024年は「少しでもトクできる」商品がヒット

2024年ヒット商品ベスト30では、所得が増えないのに物価高が続く状況のなか、「少しでもトクしたい」という意識の高まりを受けて、共通ポイント「Vポイント」や鉄道料金が安くなる「JRE BANK」などがランクインしました。IT&デジタル関連でベスト30にランクインしたおもな商品やサービスは以下の通りです。

2025年は新感覚のメッセージアプリ「Jiffcy」がブレイクか?

2025年のヒットを占うヒット予測ベスト30でランクインしたIT&デジタル関連のおもな商品やサービスは以下の通りです。

1位になったのは「肩掛けプライベートAI」。少し前に流行ったネックスピーカーのような形状ながら、先端にカメラやマイクを搭載しており、装着者の周囲の状況をAIが把握し、状況に合わせて指示を出したりします。工場や機器メンテナンスなどの現場ではすでに導入されているが、家庭への普及も見込んでいます。料理では「みりんを大さじ1、酒を大さじ2、入れてください」「火加減が強いので弱めてください」といった指示をしてくれるようになるかもしれません。

2位の「サブスクスーパーバンドリング」は、いちいち運営会社のWebサイトにログインして管理する必要がある各種サブスクサービスを、携帯キャリアなどで一元管理できるようになるサービス。契約状態をまとめて確認できるほか、複数のサブスクをまとめて契約すると割引が受けられる特典も期待できます。このサービスを運営するBango(バンゴ)社によると、2025年には国内の一部携帯キャリアでサービスの提供が始まるとのこと。

10位に入った「Jiffcy」(ジフシー)は、日本のベンチャー企業である穴熊がリリースしたスマートフォン用のテキスト通話アプリ。LINEと異なるのが、やり取りしたい相手を電話のように呼び出して、相手が応じてトークが始まると入力した文字が1文字ずつリアルタイムに表示されるのが特徴。まるで電話をしている感覚でテキストでのコミュニケーションが図れる点が、先進的なZ世代に早くも注目され、ユーザー全体の90%超が学生というデータも。

24位の「インフラゲーム」は、身の回りにある電柱やマンホールを撮影するとポイントが獲得できるスマホアプリ。楽しみながらインフラ設備の状態を記録すると、自治体やインフラ会社のメンテナンスに貢献できるという仕組み。Whole Earth Foundationの「TEKKON」が人気を集めています。
(磯修)

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