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iOS 18.1にすれば日本でも「Apple Intelligence」は使えますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年11月2日 18時27分

画像提供:マイナビニュース

Appleの生成AI機能「Apple Intelligence」が、iOS 18.1で利用可能になりました...といっても、それは一部のiPhone、iPhone 15 Pro/Pro MaxとiPhone 16シリーズに限った話。しかも発表済の機能すべてではなく、写真検索や文章の校正/要約など一部機能に限定されています。

日本語話者の立場でいえば、Apple Intelligenceはいまだサポートされていません。2024年10月現在、対応する言語は英語のみでベータ版として公開されており、日本語対応は2025年4月以降が予定されています。

しかし、Apple Intelligenceのサービスが提供される地域は制限されていないため、サポートされるiPhoneで「米国英語」の言語設定を施せば、ここ日本でも機能を試すことは可能です。

具体的には、「設定」→「一般」→「言語と地域」画面で優先する言語を「English」に変更したあと、「Settings(設定)」→「Apple Intelligence & Siri」画面で「Language」をJapaneseから「English(United States)」に変更、その後Apple IntelligenceスイッチをオンにすればOKです(初回は承認待ちのうえデータのダウンロードが必要)。

米国英語限定ではあるものの、Apple Intelligenceはなかなか便利に使えます。書きあげた英文を範囲指定しメニューで「Writing Tools」を選択すれば校正/要約に使えるし、写真アプリでは自然な言い回しで写真を検索できます。2025年4月以降という日本語対応を待ちましょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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