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藤井貴彦、フリーになって「本当に泥臭かった」7か月…慣れてきたフジで“テレビマンの腕が試される”番組

マイナビニュース / 2024年11月4日 7時0分

すかさず、「こういうことが世の中にいっぱい転がっているので、カメラをどこに向けるのか、どこに耳を澄ますのか、そして映像をどう編集するのかによってドラマにもなるというのが、面白いなと思いました」と再確認しながら、「テレビマンにとってこの番組は自分の腕が試される格好の舞台なのではないかと。お刺身をどう切るかによって旨味が違ってくるのと同じように、人の人生にどう切り口を入れるかによって“実話”が面白くなるので、そんなスタッフの腕前とともに、ぜひ注目していただきたい番組です」とアピールした。

●同期・羽鳥慎一と交わした「メイク」の約束
前髪を上げたセンター分けで、スーツを着たいつものニュースキャスターの姿と異なり、この番組では、前髪を下ろしたカジュアルなスタイルで臨んだ藤井。「スタイリストさんもヘアメイクさんも、私を“フジテレビ仕様”にしてくれているんだと思います(笑)」と感謝する。

実はフリーになるまで、髪形はずっと自分でセッティングしていたのだそう。それは、日テレ同期入社の羽鳥慎一と「俺たちは会社に全然貢献してないんだから、メイクしてもらうのは早いよな」と、新人の頃に約束したことを守っていたためだという。

「羽鳥がフリーになった途端、ヘアメイクされたのを見て、“あいつフリーになったんだなあ”と思いました」と振り返りながら、「“誰かに貢献できるようになったら、ヘアメイクも顔のメイクもしてもらおう”という約束を本当に果たせたのかは、フジテレビさんの判断次第になります(笑)」と委ねた。

○自分が稼ぐということの“汗感”を忘れずに

今年5月に放送された前回のこの番組の収録の際は、「いつもと別の空間にいて、別の空気を吸っている感じがありました」というが、「今回は吸い込む空気に何となく湿度の高さがあり、のどに心地よい感じがしましたので、ちょっとホーム感が出てきましたね」と変化が。

また、「スタジオに座ってつま先まで映る撮られ方を、あまりしていないんです。いつもは両膝に手を置いて真っすぐ座っているのですが、ちょっと脚をクロスしてみたり、以前はガチガチだった自分が、だいぶ楽に振る舞えるようになったと思います。これはもうフジテレビさんのおかげです」と、お台場にも慣れてきた様子だ。

日テレを退社して7か月が経ったが、思い描いたような活動はできているのか。

「フジテレビさんなどキー局のお仕事は業務提携の事務所から声がかかってやらせてもらっているのですが、それ以外の地方局に出る時は、自分で営業してお仕事を頂いているんです。だから、自分でギャラの設定をしたり、請求書をメールで送ったりと、本当に泥臭かったですね」

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