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祝・ゴジラ生誕70周年! ソフビフィギュアでふりかえるゴジラのキャラクター変遷

マイナビニュース / 2024年11月3日 11時27分

画像提供:マイナビニュース

日本だけでなく、世界中の映画ファンから愛されている超巨大スター・ゴジラが今年で生誕70周年を迎える。ここでは60年代から日本全国の子どもたちを中心に巻き起こった空前の「怪獣ブーム」の渦中に誕生したソフトビニール人形、いわゆる「ソフビ」フィギュアをご紹介しながら、激闘の70年間を現役映画スターとして生き抜いて、さらなる未来へと飛び出そうとしているゴジラの前途を祝してみたい。

ゴジラシリーズの原点となる水爆大怪獣映画『ゴジラ』(監督:本多猪四郎/特殊技術:円谷英二)の公開日は1954年11月3日。水爆実験によって安住の地を追い出された古代生物の生き残りが、東京を炎の海に変えるスペクタクルを、緻密かつ大胆な特撮技術で表現。日本全国で大当たりを取ったという。『ゴジラ』の大ヒットによって東宝映画に「特撮怪獣映画」というジャンルが生まれ、以後『ゴジラの逆襲』(1955年)、『空の大怪獣ラドン』(1956年)『地球防衛軍』(1957年)『モスラ』(1961年)をはじめとする、円谷英二特技監督の卓越した特撮テクニックを駆使した特撮映画がぞくぞくと生まれ、世界各国でも評判を取った。

東宝が作った多くの特撮怪獣映画の中でもゴジラの人気はひときわ高く、アメリカを代表する超人気怪獣キングコングとゴジラがモンスター級王座をかけて大決戦を繰り広げる『キングコング対ゴジラ』(1962年)や、平和の使者モスラ親子とゴジラの激戦が山場となった『モスラ対ゴジラ』(1964年)、宇宙超怪獣キングギドラを迎え撃つため、ゴジラ、ラドン、モスラの三大怪獣が力を合わせて戦う『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)など、ゴジラと他の怪獣が戦いを繰り広げる「対決ジャンル」の怪獣映画が好評を博すようになる。

最初は人類の築き上げた文明を脅かす災厄のような立ち位置だったゴジラが、他のライバル怪獣や人類との激闘を続けていくうちにだんだん性格が丸くなり、70年代になると宇宙からやってきた凶悪怪獣から人類を守って戦う、正義のヒーロー的ポジションへとキャラクターが変化していく。これにともなって当初の凶暴そうな顔つきから、だんだん愛嬌を打ち出した愛らしいスタイルへと、外見も変わっていくこととなった。ここでは60年代から日本全国の子どもたちを中心に巻き起こった空前の「怪獣ブーム」の渦中に誕生したソフトビニール人形、いわゆる「ソフビ」フィギュアをご紹介しながら、激闘の70年間を現役映画スターとして生き抜いて、さらなる未来へと飛び出そうとしているゴジラの前途を祝してみたい。

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