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iPhoneの「メモ」アプリで見出しを折りたたむテクニック

マイナビニュース / 2024年11月3日 16時49分

画像提供:マイナビニュース

iPhoneで「メモ」といえば、ふと思いついたことを書き留めておくときに便利な定番アプリ。ただ文章を入力するだけでなく、手書きメモをくわえたり、スキャンした書類を添付したり、多機能なことでも知られています。iOS 18では、音声メモを追加できるようになるなど、さらに進化しています。

そして10月下旬に公開されたiOS 18.1では、待望の機能が追加されています。それは「テキスト折り畳み」、文章中の特定範囲の表示/非表示を自由に切り替えられる機能です。パソコンのテキストエディターで「アウトライン」を活用していた人なら、あの機能がiPhoneで使えるようになったことに感慨を覚えるかもしれません。

使いかたはかんたん。文章中で折り畳みの基準にしたい行(ブロックの先頭行)を選び、見出し/小見出しに設定するだけです。具体的には、対象行の適当な位置にカーソルを移動(または行全体を選択)して「あぁ」ボタンをタップ、フォーマットを「タイトル」、「見出し」、「小見出し」のいずれかに変更すればOKです。

すると、対象行の左端に「∨」記号が現れます。これをタップすると、その見出し/小見出し行を残しつつ次のブロックまでの範囲が非表示になります(左端の記号は「>」に変化)。範囲を再表示したいときには、左端の「>」をタップします。

この折り畳み機能は、全体が第1章から第5章、各章が第1節から第10節にわかれているような構造的文章を編集する場合、作業対象以外の章を折りたたんでおけばすっきりとした画面で作業できます。章や節にタイトルを挙げつつ文章全体の構成を検討する「章立て」の作業で重宝するはずですよ。
○操作手順をカンタン解説

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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