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フリーランスになって後悔したこと、1位「経済的に不安定」、2位は?

マイナビニュース / 2024年11月6日 16時10分

画像提供:マイナビニュース

セルバが運営するメディア「キャリアクラフト」は、「フリーランスになって後悔したことや収入の変化についてのアンケート」の結果を10月31日に発表。同調査は、2024年10月2日〜10月15日の期間、過去に会社員経験があり、現在フリーランスだけで生計を立てている200人を対象にクラウドワークスを利用して実施した。

独立した後の収入について、200人中130人が会社員時代より収入が「減った」と回答。「生計を維持できるくらいの収入を得るまで至っていない」などのコメントが寄せられた。

経験者の場合は、独立後に収入が「増えた」(経験者:37%、未経験者:10%)と答える割合が多かった。同調査によれば「独立前にある程度経験を積んでいると、高単価案件が受けやすくなり、未経験で独立してしまうと、案件の獲得が難しくなるようだ」という。

独立するまでの会社員歴に関して、最多回答は72人で「会社員歴10年以上」となったが、そのうち収入が増えたのは6人という結果に。

会社員として10年以上勤めていると、もらえる給料も増えてくるため、フリーランスとして働くより年収が高くなる傾向に。一方、会社員歴が3〜5年ほどだとフリーランスでの年収の方が高くなる場合が多かったという。

独立して後悔したこと、第1位は「経済的に不安定」(64.5%)。具体的な意見として「月によって収入にばらつきがあり、収入がほぼない月もあることから、やりたいことを仕事にできた喜びはあるとはいえ、常に不安な気持ちで生活している」などのコメントが寄せられた。

2位は「事務作業が面倒くさい」となり、税金関係の手続きが複雑で大変という声が目立った。3位は「仕事のオンオフが切り替えにくい」となった。

続いて、人生をやり直せるとしてもフリーランスを選ぶかどうか尋ねると、65%の人が「フリーランスを選ぶ」と回答。

フリーランスを選ぶ人は、収入が減ったグループでは56%、収入が増えたグループでは85%という結果に。収入が減っても、自由な働き方ができるフリーランスを選ぶ人が多かった。

フリーランス派の人からは「収入が不安定になることは大きなデメリットだが、自分の性格としては、人間関係に縛られず時間を自由に使えるフリーランスの方に向いていると思う」「収入的には不安定であっても、子育てと両立できる点がとても気に入っており、子供にたくさん関わりたい私のライフスタイルにはとても合っていると思う」といったコメントが寄せられた。

会社員派の人からは、「もう一度人生をやり直せるなら、安定した収入と福利厚生が魅力的な会社員を選びたい。会社員であれば、チームで一つの目標に向かって仕事ができ、より充実した日々を送れるのではないかと思う」「会社員の方が将来の予測がわかりやすく、人生設計も立てやすいと感じた」といった意見が寄せられている。
(安井柳香)

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