三吉彩花はVRゴーグルも似合う スタイリッシュなポージングに感嘆の声
マイナビニュース / 2024年11月5日 18時0分
映画『本心』(11月8日公開)の公開直前「バーチャルトーク」イベントが4日、都内にて行われ、池松壮亮、三吉彩花、水上恒司が登壇した。
○三吉彩花、スタイリッシュなポージングを披露
同作は、“リアル”と“リアルではないもの”の境界が今よりもさらに曖昧になった世界を舞台に、亡くなった母の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年・石川朔也と、彼を取り巻く人間の「心」と「本質」に迫る革新的なヒューマンミステリー。平野啓一郎氏(『ある男』『マチネの終わりに』など)の同名小説が原作で、石井裕也監督(『月』『舟を編む』など)がメガホンをとった。
今回のイベントでは、物語の内容にちなんで、最新のバーチャル技術を使ったトーク企画を実施。ステージ上で最先端のVRゴーグルを装着した三吉は、驚きの表情を浮かべつつ、「もういます、ここに。“ある男”がいます」と、自身が見ている光景をウィットに富んだ表現で報告。VRゴーグルを装着した状態でお互いを見合うと、池松は「現場でもずっとこんな感じだったので、あまり違和感はない。懐かしい感じですね」と話した。
続いて、池松と三吉の前にいる“ある男”こと、バーチャルの水上がステージ上のスクリーンにも登場し、池松と握手を交わしたり、三吉とじゃんけんをしたりと、仮想空間でコミュニケーションをとった。また、VRゴーグルを装着した三吉の姿を改めて見た池松が、「さすがですよね。なんでも似合いますよね(笑)」と伝えると、三吉は「本当ですか? こうやって雑誌の撮影とかも」と、スタイリッシュなポージングを披露。あまりにさまになる一連の動きに、会場からは感嘆の声が上がっていた。
○『本心』ストーリー
工場で働く青年・朔也(池松壮亮)は、同居する母(田中裕子)から仕事中に電話が入り「帰ったら大切な話をしたい」と告げられる。帰宅を急ぐ朔也は、途中に豪雨で氾濫する川べりに母が立っているのを目撃。助けようと飛び込むも重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまう――。
目が覚めたとき母は亡くなっていて、生前“自由死”を選択していたと聞かされる。また、ロボット化の波で勤務先は閉鎖。朔也は、唯一の家族を失くし、激変した世界に戸惑いながらも幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始める。カメラが搭載されたゴーグルを装着し、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する業務を通して、人々が胸の内に秘めた願いや時には理不尽な悪意に晒され、人の心の奥深さとわからなさを日々体感してゆく。
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