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竜王戦初取材!人気作家 白鳥士郎氏から見た藤井聡太と佐々木勇気

マイナビニュース / 2024年11月7日 11時0分

時代の変化といえば1巻が出た約10年前、私は将棋イベントの参加者を『99%男性』と書いた。実際当時はそんな感じだった。だがいまは8割が女性。しかも幅広い年代だ。どの業界も喉から手が出るほど欲しがっている層を将棋界は獲得することに成功した。

前夜祭は着席形式。両対局者がテーブルの間を練り歩くような感じでステージに向かうのはまるで結婚式のようだった。着席だとこういうファンサービスも可能となる。コロナの影響もあったろうが、ファン層の移り変わりを目の当たりにすれば、今後はこの形式が定着すると思った。

壇上、藤井はリラックスした様子だが、初タイトル戦の佐々木は硬い。記念撮影でもお互いの距離感に戸惑っているようだ。読売新聞の若杉カメラマンが「じゃあ、グーで!」とポーズを指定すると両者はようやく笑顔でポーズを取る。

棋譜中継を担当する銀杏記者が私のことに気づいてくれた。明日の戦型について尋ねると「角換わりの最新型になると思います」から始まりいろいろと教えてくれたが、私にはサッパリわからない。ただ、指した将棋がそのまま定跡になるような最先端の戦いになるだろうということだけはわかった。

(“りゅうおうのおしごと!” 白鳥士郎が書く第37期竜王戦七番勝負 藤井聡太竜王vs佐々木勇気八段 【第1局】変わる景色、変わらない景色/【記】白鳥士郎)

2024年11月1日に発売された、『将棋世界2024年12月号』では、全編を掲載しています。ぜひご一読ください。
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