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J:COM、「SDGsアクション支援プロジェクト」のベストアクション2チームを選出

マイナビニュース / 2024年11月6日 12時35分

画像提供:マイナビニュース

J:COMは11月5日、大学生から地域課題解決に向けたアクションを募集する「大学生と考えるSDGsアクション支援プロジェクト」において、一次選考を通過した12チームがポスターセッションを実施し、2チームを「ベストアクション」に選出したと発表した。J:COMは選ばれた2チームのアイデア実現を支援し、その活動状況を2025年3月にコミュニティチャンネル「J:COMチャンネル」およびJ:COM公式YouTubeで放送・配信する。

J:COMは、コミュニティチャンネルなどを通じて、SDGs達成に向けた情報発信や具体的な取り組みへの参画を呼びかけており、2023年からは大学生の地域課題への取り組みを特集する番組も放送してきた。今回、大学生がすでに取り組んでいる活動の発展や新たな取り組みにチャレンジするきっかけをつくるため、「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」を実施した。

同プロジェクトでは、地域課題の解決に取り組むアクションとして「これから始めたい」「もっと広めたい」をテーマにした活動を募集し、最終選考でベストアクションに選ばれたアイデアに総額100万円相当がサポートされるもの。応募条件は、SDGsに関心があり地域課題の解決に挑戦したい大学生、短大生、専門学生、高等専門学校の4・5年生(エントリー時に在学中であれば年齢不問)。

選考基準は、「地域課題の解決」を目指す内容であること、独自の視点やアイデアがあること、実行の継続性があること、J:COMのサポートによりさらなる効果や発展が見込まれること、そしてJ:COMのマテリアリティ(重要課題)との関連性があること。審査員は、中央大学名誉教授の田中洋氏、多摩美術大学教授の佐藤達郎氏、ゆるさとLaboの増田光一郎氏と田中咲氏(小田急エージェンシー所属)、ゲスト審査員の山之内すずさん、J:COMサステナビリティ経営推進室などのメンバーが参加した。

最終選考はポスターセッション形式で行われ、12チーム23名の大学生と専門家、J:COMによる意見交換を行った。ゲスト審査員の山之内すずさんも、大学生にプロジェクト内容や地域課題解決への思いについて質問するなど、活発な意見交換が行われた。この様子はYouTubeでダイジェストを視聴できる。

 

ベストアクションに選出されたのは、「+mirai」と「北九州市の課題を食で解決!!」の2チーム。+miraiのアクションは、熊本県天草市を対象とした「のさりの書」で、天草を訪れた旅人が出会いや感動を絵葉書に綴り、次の旅人がそれを観光本として持ち歩くことで、天草での素敵な出会いを楽しんでもらうという内容だ。この活動を通じて旅人と地域住民をつなげ、関係人口の増加や地域通貨の活用で地域経済の活性化を目指している。

また、北九州市の課題を食で解決!!のアクションは、福岡県北九州市を対象とした「竹を食べる?! 北九州市の空の玄関の名物お土産の提案」。北九州市で問題となっている放置竹林の竹害解決のため、竹を原料とした商品を開発し、北九州市の代表となる土産を販売するという内容。竹炭の効能や地域らしい味を取り入れた北九州市の特産土産を販売することを目指しているという。

J:COMチャンネルでの放送は、『(仮)大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト』と題して、「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」の審査、選考の模様やベストアクションに選ばれた学生の取り組みの様子を描く。放送日は2025年3月予定、放送チャンネルはJ:COMチャンネル(地デジ11ch、*下関エリア12ch、熊本エリア10ch)、配信はYouTube。
(早川厚志)

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