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【トイレットペーパーのトリビア】シングルとダブルの違いは? 裏表があるってホント? 包装をきれいに開ける裏技は? - 大王製紙が公開

マイナビニュース / 2024年11月10日 10時22分

画像提供:マイナビニュース

大王製紙のブランド「エリエール」が、11月10日=いいトイレの日にあわせてトイレットペーパーの豆知識を公開している。

○なぜシングルとダブルが存在するの?

初めてトイレットペーパーとして一般的に市販されたのは、1857年にアメリカのJoseph Gayettyが発売した 「Gayetty sMedicated Paper」。ティシューのような形状で、紙を巻いたロール状ではなかったという。ロール状のトイレットペーパーは、1890年にアメリカの Scott paperが発売した商品が初で、シングルタイプだったとか。

ダブルのトイレットペーパーは、1942年にイギリスのSt.Andrew's Paper Millが発売した「ANDREX」という商品。当時の広告によると、女性や子ども、敏感肌の人のために開発されたようだ。このように、肌により負担の少ない商品を開発するために、ダブルという新しい技術が取り入れられることになったといわれている。それ以来、シングルにないダブルならではの機能性 やわらかさ、厚み、吸水力などが支持され、ダブルという選択肢も取られるようになっている。
○シングルとダブルの違いや特長は?

シングルはダブルと比べて1ロールあたり約2倍の長さとなっている。また、1枚の紙でダブルと同程度の丈夫さが求められるため、1枚あたりで見るとダブルよりも丈夫で破れにくい設計となっている。ダブルは2枚重ねでシートを形成しており、シングルより厚くやわらかいのが特長。

なお、エリエールのトイレットティシューは1枚ずつエンボス(型押し)加工するダブルエンボス技術を採用しており、 型押しした凸部が向かい合わせとなるように重ねている。そのため、表面がなめらかで、 シートとシートのあいだに空気の層を挟み込むことで、ふんわりとした肌触りとなっている。
○シングルとダブルはどちらが人気? コスパが良いのはどっち?

日本国内での販売金額で比較すると、シングルが約3割、ダブルが6割以上と、圧倒的にダブルのほうが売れている。ちなみに、世界的に見るとシングルのトイレットペーパーは少なく、ダブル以上、3~4枚重ねのものが一般的。日本では薄くやわらかいトイレットペーパーが好まれる傾向にあることから、シングルやダブルが多いが、アメリカやヨーロッパなどでは、厚みのある商品が好まれる傾向があるようだ。

シングルでもダブルでも、1回に使用する長さが同じだった場合、シングルは1ロールあたりの長さが長いので、ダブルよりも経済的に使用できる可能性がある。しかし、ダブルはやわらかいだけでなく、水分の吸収性も高いのが特長。そのため、1回あたりの使用量が少なくなり、1ロールを使い切るまでの期間はシングルでもダブルでもほぼ変わりはないという。(大王製紙調べ)
○トイレットペーパーの好みに地域や性別による違いはある?

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