1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【トイレットペーパーのトリビア】シングルとダブルの違いは? 裏表があるってホント? 包装をきれいに開ける裏技は? - 大王製紙が公開

マイナビニュース / 2024年11月10日 10時22分

エリア別に見ると、首都圏と九州地方は7割以上の人がダブルを使っており、北海道、関西、四国ではシングルとダブルの割合がおよそ5:5で、若干シングルの割合が高いという結果が出ている。「シングルはダブルより2倍近く長いため、その分長持ちだ」というイメージのある人も多くいることから、経済的に使いたいという人の多さとの関係があるのかもしれない。

年代による違いは見られないが、男性の方がダブルを多く使われる比率が1割ほど高くなっている。理由は、男性がシャワートイレを使用する比率が高いからで、2枚重ねのダブルのほうが吸水しやすくシャワートイレとの相性が良いからだと考えられる。
○トイレットペーパーの表面はなぜ凸凹しているの?

エリエールのトイレットティシューの表面に施した凸凹とした加工をエンボス(emboss:浮き彫りにする)加工と言う。トイレットティシューにエンボス加工をすると、シートが肌に接触する面積が小さくなり、その分摩擦が減って肌触りが良くなる。また、シートに凸凹があることで、重なったシート間に隙間があくため、水分を吸収しやすくなる。そのほか、エンボス加工をすることで、紙があたかも揉まれたようになるため、紙自体がやわらかくなるという効果もある。

○トイレットペーパーには裏表があるの?

トイレットペーパーには表と裏がある。紙を抄く作るときと、エンボス加工をするときに、どうしても表裏ができてしまうのだとか。 特にエンボス加工による影響が大きく、表側は肌触りが良くなるように丸みを帯びたエンボスとしている一方、裏側はザラザラした形となっている。

シングルのトイレットペーパーは裏側が内を向くように巻いてある。使用時、裏側を外に向けてたたむ人が約20%もいるという調査結果もあるが(大王製紙調べ)、表側が肌にあたるように使ったほうが、より心地良く使用できる。

エリエールのダブルのトイレットペーパーは、裏側同士を重ね合わせているため、巻いてあるどちらの面を使っても表を使用できる。ただし、世の中にはダブルでも表と裏のある設計の商品も存在するという。

○トイレットペーパーはなぜロール状なの?

トイレットペーパーは全世界共通でロール状。なぜトイレットペーパーがロール状になったのか、いつだれが開発したのか、といったことは、残念ながらわかっていない。使い勝手の良さ、大量生産のしやすさから、 現在の形になったと考えられている。日本で初めてロール状のトイレットペーパーが発売されてから今年で100年目だといわれている。ちなみに大王製紙は1979年にトイレットティシューの製造販売を開始。今年で45周年を迎えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください