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手のひらサイズになった「Mac mini」も登場! 新しいM4搭載Macはどこが変わった?

マイナビニュース / 2024年11月7日 23時0分

M4チップが10コア構成の上位モデルのiMacには、パネルへの映り込みを抑える「Nano-textureガラス」が選べるオプションとして追加されました。プラス3万円のオプションです。M4搭載iPad Proとは異なり、大容量ストレージのモデルを選択しないとNano-textureガラスが選べないといった“縛り”もありません。

筆者としては、M4チップを搭載してとてもパワフルになったこと以外に、新しいiMacについて最も注目すべきポイントがこのNano-textureガラス対応だと思います。太陽光や室内灯の光の反射や映り込みが抑制できるだけでなく、24インチの大画面に「向き合う自分の姿が常時写り込むストレス」から解放されることが大きなメリットです。Macによる仕事や創作作業の集中力アップに直結するからです。

同じく、新しいMacBook Proも、ベーシックモデルの14インチ・M4チップ搭載機からNano-textureガラスのオプションがプラス2.2万円で付けられます。筆者は、2023年に14インチのM3搭載MacBook Proを購入しました。新しいM4チップ搭載のベーシックモデルが価格を248,800円からに据え置いて、メインメモリの容量2倍、Thunderbolt端子はさらに1基を追加して発売することまでは「仕方ない」と諦めましたが、Nano-textureガラスのオプションには後ろ髪を引かれる思いがあります…。

新しいiMacとMacBook Proには、12MPセンターフレームカメラが搭載されたことも紹介します。超広角アングルのカメラなので、FaceTimeやMicrosoft Teamsのようなビデオに対応する通話アプリを使う際に、フレームの中央に美しく人物が収まるよう構図を動かしながら自動調整します。

さらに「デスクビュー」アプリではAI画像処理により、シングルレンズでユーザーの顔と手もとを同時に映しながらピクチャー・イン・ピクチャーのような表示にします。MacとiPhoneのタッグで実現する「連係カメラ」が、ふたつのM4搭載Macは本体だけでパワフルにこなせます。

2025年には、Apple Intelligenceが日本語に対応する予定です。そのころには、きっとImage PlaygroundなどAIによる画像生成関連の機能も出揃っているでしょう。まだApple M1以前のMacを使っている方にとって、いま最高の形で「新しいMacの買い時」が訪れていると思います。

著者 : 山本敦 やまもとあつし ジャーナリスト兼ライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。独ベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA」を毎年取材してきたことから、特に欧州のスマート家電やIoT関連の最新事情に精通。オーディオ・ビジュアル分野にも造詣が深く、ハイレゾから音楽配信、4KやVODまで幅広くカバー。堪能な英語と仏語を生かし、国内から海外までイベントの取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。 この著者の記事一覧はこちら
(山本敦)



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