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相場下落時「投資額を増やした」人の特徴とは?

マイナビニュース / 2024年11月8日 10時9分

○投資額1,500万円以上、投資歴15年以上の約半数は"外部環境の見極め"に苦戦

調査対象者の中から、投資を行っていると回答した人へ「現在、投資について悩んでいることはありますか」と質問したところ、全体では「経済状況の変化に対する見極め方が難しい」41.2%「投資資金がもう少し欲しい」40.3%「知識・情報が不足している」40.1%の順に多い結果となった。

同データを、投資額別に見ると「投資に必要な知識・情報が不足している」は「50万円未満」56.1%「50万円以上100万円未満」53.5%で最多となり、「経済状況の変化への見極め方が難しい」が「1,000万円以上1,500万円未満」52.2%「1,500万円以上」45.0%で最多となった。投資額が少ない人ほど投資そのものへの知識不足に、投資額が高い人ほど戦略的な問題である"外部環境の見極め"や"ポートフォリオの適切性"に悩む傾向が強いことがわかる。

同データを、投資歴別に見ると「投資に必要な知識・情報が不足している」は「1年未満」41.6%「1~3年未満54.4%」と投資歴が短いほど高いことがわかる。投資歴が長くなるにつれて、この悩みは減少し「15年以上」では30.1%まで下がる。

一方で「経済状況の変化への見極め方が難しい」が「15年~20年以上」48.8%で最多となり、投資歴が長い人も外部環境の正確な見極めは難しいことを示している。しかし、相場下落時に投資額を増やしている人が多いことからも、経済変化の正確な予測よりも自己の投資スタイルを確立できるか、が投資を長く続ける上では大切なことがわかる。

○投資をしていない人の64.9%が"元本割れ"に不安

調査対象者全員に「投資を行うにあたって『リスク』という言葉を聞いた時、あなたが感じることとして当てはまるものすべてをお答えください」と質問したところ、「投資資本が元本割れしてしまう」56.2%「投資商品の価格が下がること」35.8%「投資商品の価格の振れ幅が上にも下にも大きいこと」33.1%の順に多い結果となった。

同データを、回答者の少ないその他(自由回答)選択者を除き投資の経験有無別に見ていくと、「投資資本が元本割れしてしまう」を選択した人は「投資をしている」53.3%、「投資をしていない」64.9%となり、投資をしていない人は元本割れに対する不安がより強いことがわかる。また、投資をしていない人は「わからない」と答える割合が「投資をしていない」13.9%(「投資をしている」1.1%)とより高く、自分が何をリスクとして考えているかが整理できていないことが投資への参入に対する大きな心理的ハードルである可能性がある。
(Yumi's life)



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