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【男性不妊】年齢に関係なく10人に1~2人が妊娠困難な「乏精子症」だと明らかに - 男性向けクリニック調査

マイナビニュース / 2024年11月11日 9時59分

調査とあわせて同クリニックでは以下のように解説している。

一般的に、男性側の妊娠因子として重要なのは、精子の運動性と数。つまり、妊娠には運動性の良い精子が多数存在し、卵子に到達する可能性が高い状態を維持することが望まれる。しかし、今回のデータが示すように、加齢だけでなく、精子の状態は男性自身の健康状態にも大きく左右されることがわかっている。

そのため、妊活を進める際には、男性の健康管理にも十分な注意が必要であることから、同クリニックでは、男性の「プレコンセプションケア」を推奨している。一般的にプレコンセプションケアとは、将来の妊娠を意識した生活習慣の改善や健康への取り組みのことで、ここで言う男性のプレコンセプションケアは、妊娠を考える前の段階で、男性が自身の健康を整え、精子の質を向上させるためのケアを指す。このケアを実施することで、男性が生活習慣を見直し、加齢による精子の質の低下を抑制しやすくなり、妊娠の可能性を高めるだけでなく、将来生まれる子どもの健康にも良い影響を与えることが期待される。

具体的に、まず大切なのは「生活習慣の改善」。喫煙や過度の飲酒、生活習慣の乱れは、精子の質を低下させ、加齢による精子の質の低下を一気に加速させてしまう要因となる。

精子の健康を保つためには、禁煙や節酒はもちろん、日頃からの適度な運動やバランスの取れた食事を心がけることが大切。また、肥満や過度な体重の減少も、ホルモンバランスを崩し、精子の数や運動性に悪影響を与えることがあるので、注意が必要だという。

さらに、ストレスを管理し、しっかりと睡眠をとることも精子の質を保つ上で重要に。その他、感染症や性行為感染症の予防にも気を配り、定期的な健康診断や精液検査を受けることで、自身の健康状態を把握することを心がけることが大切だという。
(Yumi's life)



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