1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』PC版プレイ感想。北欧神話舞台の濃密なナラティブをこれでもかと楽しめる大傑作

マイナビニュース / 2024年11月8日 22時22分

画像提供:マイナビニュース

2022年11月にPlayStation 5版が発売され、遅れること今年2024年9月にPC版がSteamでもリリースされた『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』。言わずと知れた「ゴッド・オブ・ウォー」フランチャイズにおける最新作で、より細かく見ればストーリーに大きな区切りをつけて一新された2018年発売の『God of War』に続く2作目という位置づけでもあります。

今回SIE(Sony Interactive Entertainment)からSteam版コードの提供を受けたので、PC版をプレイ。個人的には十分濃厚だと感じていた前作のゲーム体験をはるかに凌駕し、プレイヤーを圧倒する濃密なストーリーテリングを堪能できました。

なお、本作はCERO:Zに指定されている18歳以上のみ対象のゲームタイトルです。下記コンテンツには流血表現などの表現が含まれている場合があるため、十分注意してください。

コード提供:SIE(Sony Interactive Entertainment)
○前回までのゴッド・オブ・ウォー

シリーズ2作目である『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』に触れる前に、1作目の『God of War』についておさらいしておきましょう。前作までの壮絶な戦いを経て北欧に落ち延びてきたクレイトスでしたが、妻のフェイと息子のアトレウスと平穏な日々を過ごしていたある日、その妻を亡くします。生前自らの運命を予知していたフェイは「遺灰を九界の最も高い場所から撒いてほしい」と遺言を残しており、クレイトスは亡き妻の願いを叶えるため、まだ幼いアトレウスとともに北欧神話を舞台にした壮大な世界へと旅に出ます。

紆余曲折あってクレイトスとアトレウスはその願いを叶えますが、道行きには困難もありました。特に、ラスボスとしても登場する不死身の神「バルドル」は、ともすればクレイトスをすら凌ぐ強敵。このバルドルは、道行きを助けてくれた魔法使いであるフレイヤの息子です。フレイヤは息子が死んでしまうという予言に抗うべく、バルドルに不死の魔法をかけました。しかしこの魔法によってバルドルからあらゆる感覚が消失してしまい、生きている実感が得られなくなったと嘆き、母であるフレイヤを憎みます。そんな中バルドルは主神であるオーディンからアトレウスが最後の巨人族であることを知らされ、自らに掛けられた不死の魔法を解くカギになるとしてアトレウスを執拗に付け狙います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください