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『3000万』秋ドラマ初回注目度1位 『ライオンの隠れ家』『若草物語』が続く

マイナビニュース / 2024年11月8日 6時0分

視聴率(※REVISIO調べ、以下同)は2.6%と奮わなかったが、SNSでは「緊張感があって面白い」「スリリングな展開に期待大!」といった声が上がっており、今後の視聴率上昇も期待できそうだ。

○謎の多い展開に目が離せない

2位はTBS『ライオンの隠れ家』。柳楽優弥のTBSドラマ初主演となる本作品は、弟のために生きる兄・洸人と、自閉スペクトラム症の弟・美路人という平穏に暮らす2人の前に「ライオン」と名乗る男の子が現れ、2人はある事件に巻き込まれていく……というストーリーだ。1位の『3000万』と同じく、男性注目度2位、女性注目度1位と性別問わず高い注目を集めた。

市役所勤めの青年・洸人(柳楽)は、弟の美路人(坂東龍汰)と2人暮らし。自閉スペクトラム症の美路人はこだわりが強くイレギュラーが苦手なため、2人は毎日ルーティン通りの生活を送っている。しかし、ある日突然「ライオン」と名乗る謎の男の子がやってきたことで、2人の穏やかな生活は一変。しかも、ライオンが持っていたスマホには「じゃ、あとはよろしく」というメッセージが残されている。ライオンは一体誰の子なのか。誰が、どんな目的で洸人と美路人に託したのか……そんな謎を軸に、ストーリーが展開していく。

「家族愛」や「兄弟愛」を描きながらもサスペンス要素が含まれており、謎の多い展開に目が離せない視聴者が多かったようだ。特にライオンが虐待を受けていたと思わせるような描写があり、母親の立場である視聴者が注目したことも、女性注目度の上昇につながったのかもしれない。

キャスト陣の高い演技力も、このドラマの魅力を高めている要素の一つだろう。主演の柳楽の、優しさがにじみ出るようなお芝居はさすがだ。今注目の若手俳優・坂東龍汰は自閉スペクトラム症の青年という難しい役どころだが、その演技に絶賛の声が集まっている。SNSでも「自閉スペクトラム症の息子と同じ仕草・表情でびっくりした」「めちゃくちゃリアル」という声が上がっているほど。ライオン役を演じている子役の佐藤大空も、そのかわいらしさと自然なお芝居で多くの視聴者の心をわしづかみにしている。

早くも「今期ナンバーワンドラマ」との声が上がっている本作品。初回はほのぼのした雰囲気だったが、今後謎が明らかになるにつれシリアスな展開になることが予想される。注目度がどう変化していくのか、その動向にも注目したい。

●「女性の生き方」にも焦点
3位は日本テレビ『若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー』。オルコットの自伝的小説『若草物語』を原案に、令和に生きる四姉妹と恋のあれこれを描いた作品だ。女性目線の強いメッセージ性とテンポの良いストーリー展開で視聴者をくぎづけにし、見事3位にランクインした。

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