20～30代の毎月の貯蓄額はいくら? 世帯年収別の金額も明らかに!

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ライフネット生命保険は、「毎月の貯蓄と将来に関するアンケート調査」の結果を2024年11月8日に発表した。調査は2024年10月、20代男女500名、30代男女500名を対象にインターネットにて実施したもの。

毎月貯蓄を行っている人(72.5%)に、毎月の貯蓄額を尋ねたところ、全体の平均は「2.4万円」だった。世帯年収別に毎月の平均貯蓄額をみると、400万円未満は「1.3万円」、400〜800万円未満は「2.5万円」、800万円以上は「3.8万円」であることが明らかになった。

なお、毎月の貯蓄額を決めた理由には、「将来に備えるため」や「無理のない範囲だから」などのコメントが寄せられている。

毎月資産形成を行っている人(51.1%)に、資産形成のために毎月投資している金額を尋ねると、全体の平均は「2.0万円」だった。世帯年収別にみると、400万円未満は「0.9万円」、400〜800万円未満は「2.1万円」、800万円以上は「3.5万円」であることがわかった。

毎月自分へ投資を行っている人(55.0%)に、毎月の投資額を尋ねたところ、全体の平均「0.7万円」だった。世帯年収別にみると、400万円未満は「0.4万円」、400〜800万円未満は「0.8万円」、800万円以上は「1.0万円」であることが判明した。

現在の生活の満足度に対し、全体で「満足」と回答したのは9.9%で、「やや満足」(34.3%)とあわせても5割に満たないことがわかった。

月々の貯金額ごとに満足度をみると、貯蓄額が多いほど満足度が高まり、「0円」(29.1%)と「5万円以上」(60.9%)を比較すると約30ポイントの差があることが判明。

また、月々の資産形成の投資額ごとに満足度をみると、貯蓄額と同様に投資額が多いほど満足度が高まる傾向があり、「投資をしていない」(35.6%)と「5万円以上」(60.8%)を比較すると20ポイントを超える差があることが明らかになった。

現在の生活で「満足している」「まあ満足している」と感じることについて尋ねると、「家族関係」(67.7%)が最も多く、次いで「食生活」(57.8%)、「自由な時間」(53.0%)と続いた。

一方、満足度が低いトップ3には、「収入」(16.0%)、「貯蓄・金融資産」(24.8%)、「仕事」(31.4%)があがっている。

将来について、全体の83.7%が「不安がある」と回答。月々の貯金額や投資額別においても大きな差はみられないものの、貯蓄額や投資額が「5万円以上」と回答した人は、「不安がある」との回答が唯一、8割に満たないことがわかった。

将来に向けて、現在行っていることや気を付けていることを尋ねたところ、最も多かったのは「ポイ活」(62.0%)だった。次いで、「貯蓄」(59.3%)、「節約」(39.6%)、「資産形成」(39.5%)、「健康管理」(24.2%)と続いた。
（MN ワーク&ライフ編集部）