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【決算深読み】ソニー 過去最高の上期決算、ゲーム事業がけん引し通期も最高益更新へ

マイナビニュース / 2024年11月10日 21時58分

画像提供:マイナビニュース

ソニーグループが発表した2024年度上期(2024年4月~9月)の連結業績は、売上高および金融ビジネス収入が前年同期比2.2%増の5兆9172億円、営業利益は同42.3%増の7341億円、調整後OIBDAは同31.6%増の1兆813億円、調整後EBITDAは同28.3%増の1兆684億円、税引前利益が同43.8%増の7671億円、当期純利益が同36.5%増の5701億円となった。売上高は上期としては過去最高を更新した。

また、金融分野を除く連結業績は、売上高は前年同期比10.5%増の5兆5408億円、営業利益は同43.2%増の6384億円となった。

2024年度通期(2024年4月~2025年3月)業績見通しは上方修正を行い、売上高および金融ビジネス収入は、前回公表値から1000億円増加の前年比2.4%減の12兆7100億円、営業利益は据え置き、同8.4%増の1兆3100億円、調整後OIBDAは50億円増加の同9.2%増の1兆9950億円、調整後EBITDAは50億円増加の同9.7%増の1兆9950億円、税引前利益は据え置き、同5.2%増の1兆3350億円、当期純利益も据え置き、同1.0%増の9800億円とした。

また、金融分野を除く連結業績見通しは、売上高は前年比4.7%増の11兆8000億円、営業利益は同12.5%増の1兆1650億円とした。

ソニーグループ 代表執行役社長 COO兼CFOの十時裕樹氏は、「2024年度の通期見通しは、営業利益は過去最高を更新することになり、2026年度を最終年度とする第5次中期経営計画で掲げた3年間累計営業利益率10%以上の目標に対して、いいスタートを切れた」と総括。「下期はG&NS分野において、ファーストパーティーによる大型タイトルがないこと、I&SSで大手顧客の需要調整が入るという影響はあるものの、G&NSや音楽分野などが良好である。中期経営計画の目標達成に向けて成果を出していきたい。変化が激しい事業環境のなか、様々な課題に対処し、グループ全体でサステナブルな成長を実現していけるよう事業運営を進めていく」との考えを述べた。

2024年度から始まった第5次中期経営計画は、最初の半年間は、好調なスタートダッシュを切った格好だ。

「コンコード」でつまづくも好調なゲーム事業

2024年度第2四半期(2024年7月~9月)のセグメント別業績と、2024年度の通期計画を見てみよう。

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