ミス・インターナショナル代表、石川県加賀市などで日本文化を体験
マイナビニュース / 2024年11月12日 18時3分
国際文化協会は、第62回「ミス・インターナショナル世界大会2024」出場者の親善活動の一環として、日本の伝統文化や芸術を石川県加賀市、静岡県熱海市にて体験した。
「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント(以下、ミス・インターナショナル)」は、ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つ。1960年に米国で誕生し、今年で62回目を迎えた。
ミス・インターナショナルが目指すのは、各国間の相互理解の増進による世界平和の実現。「ミス・ビジット・ジャパン観光特使」と任命されたミスたちは、互いに交流を深めることを目的として参加し、各地で日本の伝統文化や日本食の体験、また日本の学生や青少年と交流をするなど、さまざまな活動を行っている。
11月5日〜6日の2日間は、20名の代表者が石川県加賀市を訪問。市内の「久谷満月」にて絵付け体験や、芸者による舞や三味線の演奏を鑑賞し、日本文化への理解を深めた。
また、6日には加賀市内の保育園を訪問し、園児たちによる鳴子と太鼓を使った華やかな踊りが披露されたほか、石川県指定文化財である「無限庵」にて、漆箸作りや茶道を体験するなど、日本の伝統文化に触れる貴重な時間を過ごした。
一方、静岡県熱海市には代表者21名が11月5日に訪問。市内にある「MOA美術館」にて、日本の伝統工芸である蒔絵(まきえ)の歴史や、技法についての講義を受けた後、実際に紛筒(ふんづつ)を使って金粉をまく工程を体験した。美術館内で展示されている国宝や重要文化財を鑑賞し、日本の伝統美を満喫したという。
また、11月5日には、起業やビジネス経営に興味のあるミスたち32名と女性起業家によるワークショップを開催。各グループに分かれ「環境に配慮した持続可能なビジネスモデル」をテーマにディスカッションを実施した。自身の国や地域に貢献したいという考えを持ったミスたちも多く、将来的なビジョン構築の一つとして貴重な経験の場になったという。
(MN ワーク&ライフ編集部)
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