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【絶景レポ】北海道最北端「白い道」&「オロロンライン」をグラベルバイクで走る

マイナビニュース / 2024年11月15日 9時49分

画像提供:マイナビニュース

社会人になると、何日もかける本格的なツーリングは計画しにくい。いい季節に、それなりの規模感で……なんて条件を加えると、現実離れしてしまいがち。そこで、近年は短い日程で走りたい道だけを巡るツーリングをするようになった。今回の目的地は北海道の最北端にある「白い道」と「オロロンライン」の2ヵ所、2泊3日の旅だ。

※編集部注:「白い道」は2024年11月5日より冬季通行止め。解除時期は4~5月頃を予定。
○北海道最北端、2泊3日のツーリング

羽田空港から稚内までは便利な直行便がある。現地着が昼過ぎになので半日ほど失ってしまう。経由便を使えば80分ほど早く着くが、飛行機輪行で自転車が傷ついたり、交通費も高くなってしまうため、直行便を選んだ。

自転車のツーリングで稚内を訪れたのは4回目。だが、飛行機の便数が少ないので、空港に降り立ったのは初めて。コンパクトで人のまばらな空港は乗客も少なく、あっという間に人がいなくなる。

手早く輪行袋から自転車を出し、使わない荷物はコインロッカーへ。最近は空気入れがある空港も増えているので、事前に調べておくといい。ちなみに稚内空港には用意がないので、持参したインフレーターは空気を入れてロッカーへ。荷物はできるだけ軽くしたいので、走行中のパンクはCO2ボンベで対応することにした。

気温は15℃(9月11日)。自宅周辺と比べると約10℃ほど低い。気温差が大きいので涼しく感じるが、走り出せば快適な気温である。
○1日目は稚内・白い道へ

国道238号線を東に向かう。今回の相棒はロッキーマウンテン・Solo Alloy30。アルミ製フレームに太くて未舗装路用にも対応するタイヤを履いている。ディスクブレーキには油圧と機械式があるが、後者が選択されている。この手のタイプは、何と言っても飛行機輪行でもメカトラブルの心配がないのがメリットだ。

ツーリングや人の少ない地域を走るときは、レースに求められるような性能よりも、トラブルが起きにくく、万が一の時もメンテナンスのしやすいバイクがいい。

機内から見えた宗谷丘陵にむけて海岸線を走る。路面の状態は抜群にいいとは言えないが、40Cの太いタイヤを装着しているので少々舗装が荒れていようが、小さい凹凸があろうが全く気にならない。

交通量が少ないので、走りやすい。正確には追い風に乗って実力以上にペースが速い。ちょっと真面目にペダリングすると時速40㎞も出る。風速計によると9m/s。これは時速32㎞の風が後ろから押してくれているのと一緒。風力発電所のプロペラが勢いよく回っているのも納得である。

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