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夫婦の貯蓄額、昨年調査から215万円UPの968万円 - 4割が一緒に投資

マイナビニュース / 2024年11月14日 15時27分

画像提供:マイナビニュース

スパークス・グループは11月12日、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2023」の結果を発表した。調査は10月9日~10日、全国の20歳以上の既婚男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

夫婦の預貯金額は、全年代で昨年調査から増加傾向となり、20代で462万円、30代は566万円、40代は587万円。50代では1,179万円と大台に乗り、60代では2,045万円に。全体平均は968万円、昨年調査から215万円の大幅増となった。

また、「へそくりをしている」と回答した487名を対象にへそくり額を教えてもらったところ、男性は236万円、女性は365万円という結果に。平均では302万円と、こちらも昨年調査から70万円近くも増えていることがわかった。

次に、配偶者が働いている774名を対象に、「配偶者の給料を把握していますか?」と尋ねたところ、37.6%が「把握していない」と回答。その割合を男女別にみると、女性は29.6%と3割以下にとどまったものの、男性は48.4%と半数近くにのぼった。

また、「お金が原因で離婚危機を迎えたことがありますか?」と聞くと、23.8%が「ある」と回答。しかしながら、「お金が原因の夫婦喧嘩をしている」夫婦にしぼってみると、55.1%が離婚の危機を迎えていることが分かった。

続いて、夫婦の“今年の家計”を表す漢字を聞いたところ、1位「苦」、2位「貯」、3位「節」という結果に。

1位の「苦」を選んだ理由については、「物価高で家計がとても苦しいから」(50代女性)、「値上がりばかりで苦労するから」(40代男性)など、物価高騰による家計の苦境を反映したよう。「貯」については、「これから貯えを増やしていきたいから」(30代男性)、「貯金をしていくべきだと思ったから」(20代女性)、「節」については、「節約に力を入れていたから」(30代女性)、「常に節約を念頭に行動したいから」(60代以上男性)といった理由があがった。

次に、投資について「夫婦で一緒に考えて投資をしている資産がありますか?」と尋ねたところ、38.4%が「ある」と回答。昨年調査から7ポイント上昇しており、新しいNISAのスタートなどが後押しとなってか、夫婦で相談しながら投資に取り組む人が増えているよう。

一方、「配偶者に内緒で投資をしている資産がある」という人の割合は23.7%と、昨年調査から2.9ポイント上昇した。
(CHIGAKO)

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