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「会社で仕事する」流れが出る中、オフィスはどうなる? オフィスの構築を専門にする会社で学んだ

マイナビニュース / 2024年11月14日 9時32分

画像提供:マイナビニュース

コロナ禍を経て急速に普及したリモートワークでの働き方。しかし最近、アマゾンジャパンが2025年1月から原則出社、メルカリは週2日の出社を推奨するなど、オフィス回帰の動きも見られます。

とはいえ、従来の固定席で常に同じメンバーが顔を合わせるオフィスとは異なり、そこは令和の時代に即した仕様や仕掛けが施されているのです。

先日、「人が主人公のハイブリッド・ワークプレイスの進化」をスローガンに掲げる内田洋行が、2025年新製品の内覧会を開催しました。その会場から新しいオフィスに求められる機能や役割を探ってきました。

オフィス回帰の流れ

同社の代表取締役社長 大久保昇氏は

「一昨年からオフィスの増床が増え、本社オフィスのリニューアルや、製造業を中心としたR&D(研究開発)部門への投資として、働く環境の整備が進んでいます。さらに、東京都内の営業本部の拠点、そして全国の拠点の変革を目指した増床もあります」

と現在のオフィス回帰の流れを解説します。

これは、出社による社員のエンゲージメント(自社への愛着、誇りなど)や組織間の連携を強化し、業務へのモチベーションを向上させるためだと述べています。そうした企業ニーズに応え、オフィスの生産性を上げるための新製品をリリースすると言うのでした。
オフィスでのテーブルの可能性

「人が主人公」といキーワードの通り、新製品は「人がつながる」「人が集中する」「人が情報共有する」というように、働く場面ごとに最適化されたものとなっています。

またオフィス家具など「リアル」な基盤とシステムなど「デジタル」な基盤で区分され、まず前者から紹介しましょう。

会話をしながら仕事したり、モバイル機器を接続したモニターで作業に集中したりするなど、多様なワークシーンが構成できるテーブルシステム「Commons Table System-i」は、フラットで広い天板が特徴です。

2009年以前よりオフィスにおけるテーブルの可能性について、開発・研究を続けているという同社は、テーブルの高さについて特に着目しているそうです。

「立っている人と座っている人が目線合わせやすい、コミュニケーションが起こりやすいだろう。これはハイポジションという働き方が、コミュニケーションの活性化やインスピレーションを引き出すと私たちが提唱している働き方です」(広報担当さん)

働く側が使いやすい環境を設定していき、組み合わせ、移動させフレキシブルにオフィス空間を構築できると言います。

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