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「ジャパン・ラグジュアリー」を銘打った新コレクションも、エース『プロテカ』の25春夏モデルを見てきた

マイナビニュース / 2024年11月14日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

スーツケースや旅行用カバンを販売するエースは、2025年春夏シーズンの新作展示会を開催した。

今回は、日本製スーツケースブランド「PROTECA(プロテカ)」の新作に注目。日本独自のカラーリングで高級感を演出した「J5 Collection」と、360度どこからでも開けられるという「360 G4」の新色モデルを紹介する。

展示会のテーマは“Well-Moving”。移動するときに使う商品を販売する会社であるからこそ、機能性やデザイン、商品製造の段階におけるWell-Beingを目指しているのだそうだ。

これぞ「ジャパン・ラグジュアリー」。和が持つ控えめな美しさをスーツケースに

中でもテーマを一番体現しているといっても過言ではないのが、「日本人の心の琴線に触れるデザイン」として新しく登場した「J5 Collection」だ。

コレクションは、漆塗りの文庫箱から着想を得た「SHISUI/SHISUI-F」と、一本の木を削りだす印籠からインスパイアされた「INRYU」の2つのシリーズで構成。

北海道の赤平工場で全ての商品を生産するプロテカだから打ち出せる日本製という側面と、高機能で高品質な商品を提供するという側面から、「ジャパン・ラグジュアリー」を銘打っている。

デザインもさることながら、カラーも「煤竹色(Chocolat Brown)」、「茜色(Madder Red)」など日本の伝統色を採用。それぞれの色をスーツケースに落とし込んだときに、最も美しく見えるよう、色ごとに異なる表面加工をしているそうだ。

会場では、各色展開のモデルとなった和の工芸品や素材などがサイネージに映し出されていた。

例えば「INRYU」の「藍鉄色(indigo)」の展示では、サイネージ上に藍色の織物の映像が流れていた。こうしてみると、モデルとなった工芸品や素材の魅力が、実際の商品に体現されているのがよくわかる。

機能面ももちろんばっちり。プロテカの標準装備である「サイレントキャスター」「べアロンホイール」「マジックストップ」は、J5 Collectionにも搭載されている。静かでなめらかに走行し、揺れる電車内などでスーツケースが勝手に動くストレスから解放される。

内装は2気室で、ベルトやポケットがついた便利な仕様。「SHISUI」ではファスナーとフレーム、「INRYU」ではファスナータイプを用意している。

高級ラインのスーツケースと言えば、アルミの質感にシンプルな色合いというイメージを持つ読者も多いかもしれないが、日本らしい落ち着きのある色合いとデザインが創り出す高級感がこんなにも心を打つものかと驚いた。日本人の間だけでなく、インバウンド向けとしても人気が出そうだ。
○SHISUI

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