1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

ライカカメラを搭載したハイエンド機で10万円、期待の「Xiaomi 14T Pro」をチェック

マイナビニュース / 2024年11月13日 16時28分

画像提供:マイナビニュース

シャオミの高機能スマートフォン「Xiaomi 14T Pro」が登場しました。カメラメーカーのライカと協業したカメラシステムを搭載し、既存のハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」に劣らぬスペックを搭載しつつ、比較的コストパフォーマンスに優れた製品となっています。

ハイエンドの性能

「Xiaomi 14T」シリーズは、SoCにMediaTek製品を採用することなどでコストを抑えたハイパフォーマンススマートフォンです。最近はMediaTek製SoCの採用例が増えてきており、選択肢が増えました。

本機に搭載しているのはMediaTek Dimensity 9300+。GPUとしてImmortalis-G720 MC12、AI処理にMediaTek NPU 790を搭載しており、Qualcomm製SoCにも十分対抗できるスペックを備えています。メモリは12GB、ストレージは256GBまたは512GBです。

ベンチマーク性能では、3D性能を測定する3DmarkのWild Extremeテストが4,028、Steel Nomad Lightテストが1,449など。アプリ性能などを測定するPCMarkのWork 3.0テストが15,206、GeekBenchのCPU性能はシングルコアが2,157、マルチコアが7,016、GPU(OpenCL)が12,420、GPU(Vulkan)が14,371となりました。Antutuはトータルが1,935,921でした。

パフォーマンスとしては、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを搭載した「Galaxy Z Fold6」と比べても遜色ないレベルで、全体としてはほぼ同等という印象でした。
ベンチマークスコア(モトローラ「razr 50s」、サムスン電子「Galaxy Z Fold6」と比較)

※「Maxed Out」はそのテストで計測できる上限値を超えて計測不可となったこと、「N/A」は当該テストを実行していないことを示します。

ミッドレンジ向けのDimensity 7300Xと比べてもハイエンドらしいスペックとなっており、Snapdragon 8 Gen 3との比較では、Antutuで思ったよりも差があった以外は、一進一退というか、おおむね同等といった感じのパフォーマンスのようです。

普段の用途で使っていて困ることはなく、パフォーマンスとしては問題なくハイエンド。シャオミの場合、Snapdragon 8 Gen 3を搭載した「Xiaomi 14 Ultra」もあり、カメラスペックなどを踏まえるとそちらが文字通りのハイエンドだとは思うのですが、「Xiaomi 14T Pro」もハイエンドクラスの製品といってよさそうです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください