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【親の老後】「生前贈与」「実家じまい」「介護離職」「長生きリスク」……70歳以上の親がいる2000人に調査

マイナビニュース / 2024年11月18日 9時48分

画像提供:マイナビニュース

PGF生命は11月12日、「『おとなの親子』の生活調査2024」を発表した。調査は2024年9月10日~9月11日、70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女2,000名を対象にインターネットで行われた。
○「今年の年末年始に親に会う予定がある」別居親子の68%

別居親子に、今年の年末年始に親に会う予定はあるかを聞いたところ、「会う予定はない」は32.1%となり、会う予定がある人の割合は67.9%、顔を合わせる日数の平均は2.1日だった。2023年5月のコロナ5類移行から2回目の年末年始を迎えるなか、コロナ前の生活風景が定着している実状を垣間見ることができる。

○「親から生前贈与を受けたことがある」40代・50代の子では約1割

70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女2,000名(全回答者)に、親からの生前贈与もしくは相続について親子間で協議したことがあるかを聞いたところ、「協議したことがある」は18.9%、「協議したことはない」は81.1%となった。年代別にみると、「協議したことがある」と回答した人の割合は、40代15.0%、50代19.3%、60代22.4%と、生前贈与や相続対策の必要性を感じる人は年代が上がるにつれて増えるようだ。

親から生前贈与を受けたことがあるかを聞いたところ、「受けたことがある」は13.2%、「受けたことはない」は86.8%となった。年代別にみると、「受けたことがある」と回答した人の割合は、40代(11.0%)と50代(10.9%)では約1割にとどまった。

○相続対策の状況「まだしていない」が8割超

相続対策を既にしているかを聞いたところ、「している」は13.8%、「していない」は86.2%となった。大多数が相続対策に着手していない実状が明らかとなった。年代別にみると、「している」と回答した人の割合は、40代9.8%、50代12.4%、60代19.2%となった。

前回の調査結果と比較すると、「している」と回答した人の割合は、全体では3.7ポイントの上昇(前回調査10.1%→今回調査13.8%)となり、年代別では60代(前回調査14.9%→今回調査19.2%、4.3ポイント上昇)で上昇幅が大きくなった。

○「実家じまい」を経験した人は1割弱

自身や親が経験する可能性があることについて、経験の有無や不安感の有無について質問した。

全回答者(2,000名)に、実家じまい(実家を処分すること)を経験したかを聞いたところ、「経験した」は8.4%、「経験していない」は91.6%となった。年代別にみると、「経験した」と回答した人の割合は、40代(6.3%)と50代(6.9%)に比べて60代(11.9%)が高くなった。

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