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「フルタイム正社員」を希望する主婦・主夫の割合は? - 「家庭の制約がないなら」4割

マイナビニュース / 2024年11月17日 10時48分

画像提供:マイナビニュース

ビースタイル グループが運営するしゅふJOB総研は11月12日、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層へのアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年9月17日~9月30日、460名を対象にインターネットで行われた。
○いま最も望ましい雇用形態「短時間非正規社員」35.4%

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「いまのあなたにとって最も望ましいと思う雇用形態をお教えください」と尋ねたところ、最も多かったのが「短時間非正規社員」で35.4%だった。次いで「短時間正社員」と答えた人が25.9%と、6割以上が短時間を望んだ一方、「フルタイム正社員」と回答した人は9.3%に留まった。

○仕事に専念できるなら、最も望ましい雇用形態「フルタイム正社員」43.3%

「もし家庭の制約などがなく、100%仕事のために時間を使うことができる場合、あなたにとって最も望ましいと思う雇用形態をお教えください」と尋ねると、今度は一転して「フルタイム正社員」と回答した人が最も多くなり4割を超えた。次いで「短時間正社員」が24.8%と正社員を希望する人が7割近くとなった。

最も望ましい雇用形態について、いまと100%仕事に専念できる場合とで比較したところ、仕事に専念できる場合だと「フルタイム正社員」は4.6倍に増加する一方で、「短時間非正規社員」は約1/3に減少する。

○仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の意見

フリーコメントで意見を求めたところ、「制約がないのではあれば、最大に稼げる形態で働きたい」(30代/派遣社員)、「主婦だからといって、夕方までが好ましいとは限らない。朝方送り出してから寝るため、うちは午後から夜の時間帯が好ましい」(50代/今は働いていない)、「フルタイムでは自分の時間がないばかりか体力がもたないので短時間で集中して仕事をしたい」(50代/パート/アルバイト)、「家事育児などを気にせず仕事に専念できるならずっと正社員で働きたかった」(60代/パート/アルバイト)、「仕事は好きだけど、仕事以外に融通がつかなさすぎる。週1回ぐらいは早く帰りたくても、毎週そうだと困るとか会社に言われて、仕事の勉強につながるために早く帰ろうとしても許されない雰囲気はなんとかしてほしい」(50代/フリー/自営業)、「育児や介護、家庭の運営のために一度正社員を離れてもまた正社員に戻れるような社会に変わってほしいです」(40代/フリー/自営業)、「複数の仕事を掛け持ちして楽しみたいので、シフト自由・短時間が良い。雇用保険なども自分には必要ないので、正社員である必要がない」(40代/その他の働き方)など、ざまざまな声が寄せられた。
(Yumi's life)

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