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「借りるより買った方がお得な街」‐月々のローン返済額のほうが安くなる都内の街は?

マイナビニュース / 2024年11月14日 15時23分

画像提供:マイナビニュース

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S)」は、物件価格の上昇とともに家賃も上昇している状況を受け、東京都内で「借りるより買った方がお得な街」を調査しランキングとして発表した。「都心6区」、「東京都内の23区のうち都心6区を除いた17区」「東京都市部」のエリアの駅にあるLIFULL HOME'Sで掲載した物件をもとに、60㎡で換算した賃料と中古マンションの毎月のローン返済額を比較し、「借りるより買った方がお得な街」を調査した。

○【東京都心6区編】月々の差額1位は「茅場町」

東京都内で地価や物件価格が高い千代田区、中央区、港区、文京区、渋谷区、新宿区、いわゆる「都心6区」での対象となったのは99駅。そのなかで毎月の賃料と中古マンションのローン返済額の差額が1位となったのは中央区「茅場町」で、約7.5万円とトップ10で唯一の7万円台。2位は「初台」(渋谷区、月々の差額約6.8万円)、3位は「東新宿」(新宿区、同約6.6万円)となった。

対象となった99駅のうち、中古マンションの毎月のローン返済額が賃料を下回ったのは約2割の23駅。このなかでも首都圏の修繕積立金の平均である約1万4,900円を加算しても返済額が下回るのは16駅だった。
○【都心6区を除く東京23区編】月々の差額1位は「東大島」

東京都内の23区のうち都心6区を除いた17区において対象となったのは231駅。このなかで毎月の賃料と中古マンションのローン返済額の差額1位は、江東区の「東大島」で約12.7万円となり、東京都内で最も大きな差額となった。2位は「王子神谷」(北区、月々の差額約11.6万円)、3位は「鐘ヶ淵」(墨田区、同約9.0万円)と、トップ10はいずれも月々の差額が8万円以上となった。

対象となった231駅のうち、中古マンションのローン返済額が賃料を下回ったのは76.6%の177駅。首都圏の修繕積立金の平均である約1万4,900円を加算しても返済額が下回る駅は147駅だった。
○【東京市部編】月々の差額1位は「八坂」(東村山市)

東京都内の23区外の東京市部において対象となった86駅で、毎月の賃料と中古マンションのローン返済額の差額1位は東村山市の「八坂」で約7.9万円。2位は「めじろ台」(八王子市、月々の差額約7.7万円)、3位は「河辺」(青梅市、同約6.9万円)となった。

対象となった86駅のうち、毎月の中古マンションのローン返済額が賃料を下回ったのは76駅で、都心6区の約2割や東京23区(6区除く)の約8割と比較し、最も高い約9割(88.4%)という結果に。このなかでも首都圏の修繕積立金の平均である約1万4,900円を加算しても返済額が下回る駅は62駅だった。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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