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ホテル椿山荘東京、移築100周年を迎える国指定登録有形文化財「三重塔」の記念プランが25年1月に登場

マイナビニュース / 2024年11月14日 15時48分

画像提供:マイナビニュース

ホテル椿山荘の森のような庭園の丘の上にそびえ立つ国指定登録有形文化財「三重塔」が、広島県東広島市の篁山竹林寺から移築され、2025年に100年を迎える。その100周年を記念して館内レストランでは、東広島にまつわる食事プランを、2025年1月8日から提供する。

○ホテル椿山荘東京の三重塔とは

平安時代の歌人、小野篁(おのたかむら)にゆかりのある寺院、篁山竹林寺に創建されたものを起源する。藤田組の二代目当主で名園椿山荘を築き上げた山縣有朋公爵の意思を受け継ぎ庭園維持に尽力していた藤田平太郎男爵が、三重塔を購入し、1925年に現在のホテル椿山荘東京の庭園の地に移築し、庭園の風情を高めた。

○三重塔の故郷・広島県東広島市の賀茂鶴酒造の日本酒を使った食事が登場

この移築100周年を記念し、日本料理「みゆき」では、賀茂鶴酒造の厳しい酒造りの合間に、体力を養うことができるまかない料理として生まれた「美酒鍋」を用意。鳥の砂肝をメインに、白菜やネギを入れ、塩とコショウ、目の前にある酒だけで水を一切使わずに味付けした料理で、蔵人たちの心身を癒やすだけでなく、鍋を囲むことで語りの場が生まれるとして喜ばれていたと言われている。

また、イタリア料理「イル・テアトロ」では、イタリアの中でも特に寒いと言われている北イタリアの郷土料理をヒントに、賀茂鶴酒造の酒粕を使用したリゾットや、賀茂鶴酒造の梅酒をセミフレッドに用いたデザートなどを提供する。期間は2025年1月8日~2月6日。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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